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1>> NHKからパイワン族の方々への侮辱的な「回答」
2>> 魂を感じ、信ずる人々[日本文化チャンネル桜代表 水島 総]
3>> インドネシア籍乗組員に襲われた台湾漁船が海岸巡防署の巡視艇と高雄に帰港
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1>> NHKからパイワン族の方々への侮辱的な「回答」
未だに「高許月」と記すNHKの無知に基づく傲慢
4月5日に放送の「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー・第1回『アジアの一
等国』」に出演した台湾のパイワン族の方々などが、6月21日付でNHKの福地茂雄会長
宛に「公開質問状」を呈した。
NHKから7月27日付の「回答」が届いたのは7月31日だった。回答者は「ジャパンプロ
ジェクト」の河野伸洋エグゼクティブ・プロデューサーだった。
すでに本誌でもお伝えしているように、このパイワン族によるNHKに対する「公開質
問状」は、NHKが取材した屏東県牡丹郷高土村(クスクス村)の郷長などをつとめ、現
在は台湾政府で原住民教育に携わるパイワン族の長老、華阿財(バジェルク・タリグ)氏
によって書かれ、番組に出演した許進貴氏と高許月妹さん兄妹、そしてNHKの濱崎憲一
ディレクターらに通訳した陳清福氏の4名の連名で出されている。
公開質問状で、番組は「高士村の人間として、非常に辱めを受けた」とし、誇り高いパ
イワン族の名誉を深く傷つける内容だったとして、「日英博覧会」の主旨、目的およびそ
の内容を問うとともに、「高士村の人々が共有する博覧会の美しい記憶として後世に語り
継がれてきたものを、なぜ突然『人間動物園』という見方に変えてしまったのか」と問い
質している。
これに対してNHKの「回答」は、「このご質問は、『日英博覧会』についての誤解か
ら生まれている」として、ホームページで「説明」している内容とほとんど同じ文面を
「回答」として送り、その上、このホームページの「説明」を同封している。
すでに日本文化チャンネル桜の取材や朝日新聞の9月16日付の記事でも証されているよ
うに、NHKの回答は弁解でしかない。その上、ウソをついて事実を隠蔽している。
ウソとはどういうことかというと、7月22日の「説明・追加」で、「まず『父親たちパ
イワンの人たちが、イギリスに連れて行かれ、博覧会で見せ物になった』ことを説明し、
その後、博覧会で撮影された写真を提示しながらインタビューを行っています」と説明し
ているが、朝日新聞は「高許月妹さんは『取材趣旨の説明はなく、突然来て父親の写真を
見せられただけ』と話す」と報じているからだ。高許月妹さんは、日本文化チャンネル桜
の取材でも同様に答えている。
NHKの「回答」で許せないのは、「公開質問状」ではきちんと名前を「高許月妹」と
記し、「高許月妹」とわかる判まで捺しているというのに、宛名を「高許月」と記してい
ることだ。もちろん、ホームページも「高許月」のままである。これは、無知に基づく傲
慢としか言いようがない。
このような誠意のカケラもない、名前を間違えるような侮辱的な回答を送ってきたNH
Kに対し、先般10月6日、取材実態に基づかない歪曲報道だとして、来日した華阿財氏ら
台湾のパイワン族37人は損害賠償で東京地裁に集団提訴した。
この提訴は、台風8号の被害により高士村そのものが移転の憂き目に遭い、復興に全力
を注いでいるさ中のことだ。この一事をもってしても、パイワン族の方々の口惜しさが伝
わってくるではないか。
下記にNHKからの「回答」を紹介し、パイワン族の方々が出した「公開質問状」を再
掲してご紹介したい。 (編集部)
■NHK問題で朝日がパイワン族出演者に事前説明なく発言と字幕は符号せずと報道
http://www.melma.com/backnumber_100557_4612537/
■シリーズ・JAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」に関しての説明【6月17日】
http://www.nhk.or.jp/japan/asia/090617.html
■シリーズ・JAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」に関しての説明・追加【7月
22日】
http://www.nhk.or.jp/japan/asia/090722.html
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■NHKからの回答【2009年7月27日】
台湾 高士村
華阿財様 許進貴様 高許月様 陳清福様
去る4月5日(日)夜9時から放送しましたNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデ
ビュー 第1回 アジアの“一等国”」につきましては、取材の段階からたいへんお世話
になり、ありがとうございます。あらためて御礼申し上げます。
さて、片倉佳史様を介して、主に1910年の「日英博覧会」について質問を記されたお手
紙を受け取りました。番組の統括責任者である私が、以下お答えいたします。
いうまでもなく、私どもは、パイワン族の方々、また高士村の方々の尊厳を傷つけるよ
うな気持ちは全くありません。お手紙には「高士村で、長年受け継がれてきた、博覧会を
めぐる美しい記憶が、なぜ今になって『人間動物園』として扱われてしまったのか」とあ
ります。このご質問は、「日英博覧会」についての誤解から生まれているのではないかと
考えます。
少し長くなりますが、当時の博覧会をめぐる海外、また日本国内の状況から説明させて
いただきます。この説明の中には、パイワン族の方々、高士村の方々にとっても心地よく
ない内容や用語が出てくるかと思います。現代とは状況や価値観が異なる百年前の時代の
説明であるという前提で、受けとめていただきたいと思います。
1870年代以降、野生動物商人のドイツ人、カール・ハーゲンベックが、パリやロンドン、
ベルリンなどヨーロッパ各地の動物園で、人間の「展示」をおこない、大人気を博します。
例えば、パリの「馴化園」という動物園では、1870年代から1910年代にかけて、植民地統
治下の諸民族を園内で生活させ、その様子を客に見せ、動物園の呼び物としていました。
こうした動物園の中での人間の「展示」が、博覧会などで植民地の諸民族の生活を見せる
「人間動物園」につながります。
「人間動物園」とは、西洋列強が、植民地の人間を文明化させていることを宣伝する場
所でした。当時の列強には、「一等国」として「文明化の使命」を果たしているという意
識がありました。「すべての人種は等級づけることができ、ある人種は他の人種よりも動
物に近い」という社会進化論の思想が支配的でした。
日本は、西洋列強と同じ「一等国」をめざしていました。植民地を文明化させることが、
日本が世界から近代国家として認められる条件の一つでした。当時の首相、伊藤博文も、
台湾の統治が、一等国をめざす日本の命運を握っていると考え、「台湾の統治に失敗すれ
ば、日の丸の御旗の光が失墜する」と語っています。
台湾領有から15年後に開催された日英博覧会は、日本にとって植民地統治の成果を世界
に示す絶好の機会でした。つまり、台湾を徐々に文明化させていることを示すチャンスだ
ったのです。そこで、日本は、イギリスやフランスの「人間動物園」をまねて、植民地統
治下にあるパイワン族の生活を見せました。
日本にとって、こうした人間の「展示」は1910年の日英博覧会が最初ではありません。
日本国内では、日英博覧会の7年前、1903(明治36)年、大阪で開催された第5回内国勧
業博覧会において、「台湾生蕃」(これは当時使われていた用語です)や「北海道アイヌ」
を一定の区画内に生活させ、その日常生活を見せ物としました。この博覧会の趣意書に
「欧米の文明国で実施していた設備を日本で初めて設ける」とあります。
当初、清国や沖縄などの人びとについてもその生活の様子を見せる予定でした。しかし、
清国や沖縄から中止を求める強い抗議がおこります。駐日清国公使からは「支那の風俗と
して阿片の吸引や、婦人の纏足を見せ物にすることは侮辱だ」と日本政府に申し入れがあ
り、清国人については開館前に中止になります。また、沖縄でも、「台湾の生蕃や北海道
のアイヌと同一視するもの」(琉球新報)として抗議が繰り広げられ、こちらは会期中に
中止されます。こうした騒ぎは、いわゆる「人類館事件」として知られています。一方、
「台湾生蕃」や「北海道アイヌ」については中止されませんでした。こうした展示方法は
大正期の「拓殖博覧会」や1910年の「日英博覧会」に引き継がれていくことになります。
「日英博覧会」でのパイワン族の様子を見て、重大な人道問題としてとらえた日本人も
当時からいました。たとえば、東京朝日新聞からロンドンに派遣された記者、長谷川如是
閑は、「台湾村については、観客が動物園へ行ったように小屋を覗いている様子を見ると、
これは人道問題である」と伝えています。また、1911(明治44)年1月、帝国議会で立憲
国民党の蔵原惟郭は、パイワン族の姿をロンドンで自ら確認した上で批判します。蔵原は、
観覧料を取って見せ世にしたということは人道上の大失態である」と発言しています。
「人間動物園』とは、人間を濫の中に入れたり、裸にしたり、鎖でつないだりするとい
うことではありません。また、虐待することが目的ではありません。当時のヨーロッパの
価値観では「劣った野蛮な民族」と考えられていた人たちを、「文明化」させていること
を宣伝する場所でした。日本は、その考え方と方法をまねることで、西洋列強と同じ「一
等国」になろうとしました。この当時、世界には民族の違いに基づいて「階層」があると
日本も考えるようになっていました、自分たちは階層の頂点にあって、その下にアジアの
諸民族がいるという世界観が根づきます。そのあらわれのひとつが「人類館事件」であり、
「日英博覧会」でした。
「日英博覧会」に参加したパイワン族の方々には、お金も支払われ、台湾に帰る際に、
お土産を貰った人もあると思います。参加したパイワン族の方々は、人によってそれぞれ
色々な思いがあっただろうと推察します。
番組で伝えた事実は、パイワン族の方々、高士村の方々にとっても心地良くないできご
とですが、現代とは状況や価値観が異なる、およそ百年前の事実として伝えたものだとい
うことをご理解下さい。
この番組は、将来日本がアジアの中でどう生きていくべきなのかを考えるきっかけにな
ることを願っています。そのためにも、「日英博覧会」でのできごとは、今の日本人がぜ
ひ知っておくべきことではないかと考えました。
繰り返しになりますが、パイワン族の方々、高士村の方々の尊厳を損なうような意図は
全くないということを、ぜひご理解いただきたいと思います。
なお、「プロジェクトJAPAN」のホームベージには、6月17日付けと7月22日付けの
2回にわたって、ご質問や疑問、ご意見にお答えする「説明」のコーナーをもうけました。
この「説明」のコピーも同封いたしまず。ぜひご覧下さるようお願いいたします。
2009年7月27日
日本放送協会 ジャパンプロジェクト
エグゼクティブ・プロデューサー 河野伸洋
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■パイワン族の方々から出された公開質問状【2009年6月21日】
わたくしは華阿財と申します。1938年、屏東県牡丹郷高土村(クスクス村 kuskus)に
生を享けました。この地は、古くは高土佛社と呼ばれておりました。
私はパイワン族(排湾族 Paiwan)であり、パイワン族としての本名は「バジェルク・
タリグ」(巴基洛克 達玄固 Valjeluk M,V,L)です。また、日本時代の戸籍には、日本
名の「松田勇」で登録してあります。
私はかつて国民学校で教鞭をとり、後に公職に転じて牡丹郷郷長、屏東県議会議員を歴
任、現在は行政院教育部原住民教育政策委員および伏龍安(カブルンガン kavulungan)
文史研究室の責任者を務めております。
先週、NHKの番組「JAPANデビュー」において、台湾での取材から『パイワン族
の人々を人間動物園としてイギリスの日英博覧会で見世物にしたのです』という不適切な
表現を放送したと知り、非常に驚いています。高士村の人間として、非常に辱めを受けた
と感じております。
・1910年開催の「日英博覧会」の主旨、目的およびその内容は如何なるものであったのか。
また、そこで何が行われたのか。
・高士村の人々が共有する博覧会の美しい記憶として後世に語り継がれてきたものを、な
ぜ突然「人間動物園」という見方に変えてしまったのか。大変理解に苦しみます。
我々村民一同は、上述の真相を明白にすることを強く求めるとともに、日本の関連当局
が速やかにNHKを招請して再調査し、事実を明らかにし、報道することを希望します。
現代において、人類は民主自由を渇望し、平等を求め、偏見をなくし、種族を分かたず、
お互いに尊重し、信頼と愛を建立し、平和のために努力することを是とします。
特に上記をしたため、お送りする次第です。
台湾屏東県牡丹郷高土村 書信人 華 阿財
連署人 許 進貴
連署人 高許 月妹
連署人 陳 清福
西暦2009年6月21日
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2>> 魂を感じ、信ずる人々[日本文化チャンネル桜代表 水島 総]
【10月10日 桜ニュースダイジェスト 第153号】
十月五日、台湾のパイワン族の皆さん四名と台湾人提訴者一名が日本を訪れた。
NHKの番組「JAPANデビュー アジアの“一等国”」において、日英博覧会で渡
英し、民族舞踊や生活実演を披露したパイワン族が、見せ物の「人間動物園」だったと番
組内で放送したことへの抗議と集団提訴(パイワン人三十七名)を行うためである。
一ヵ月半ほど前、台湾南部の地域は、台風に襲われて数百人以上死者の出る大被害を受
けた。
番組に出演したパイワン人の住むクスクス村(高士村)も、他の地域に比べれば被害は
少なかったものの、未だ村を挙げての復旧作業の最中であった。
しかし、牡丹郷の高士村(クスクス村)のパイワン族の人々は、NHKによって民族の
誇りと名誉を汚されたとして、元郷長(日本で言えば郡長)の華阿財氏を団長に、集団提
訴団を東京に送り込んでくれたのである。
五日の夕方日本に到着して、翌六日に東京地裁に提訴し、メディアへの記者会見に出席
し、歓迎レセプションに出て、七日には台湾に帰国という過密スケジュールだったが、忙
しい合間に彼等が特に希望したのは靖國神社の参拝だった。
訴訟団のメンバーの二人の叔父さんが高砂義勇隊として大東亜戦争に志願し、ニューギ
ニアとフィリピンで戦死していたのである。
六日の午後、彼等は靖國神社を訪れ、厳かに昇殿参拝を行った。
李登輝友の会事務局長の柚原さん、台湾研究フォーラム会長の永山さん、チャンネル桜
取材スタッフが同行した。
同行した日本人たちが感動したのは、パイワン族の皆さんの立派で誇りに満ちた態度と
姿勢だった。
昇殿参拝を終え、境内に戻って来た彼等の顔は、清々しさに溢れ、女性の一人包聖嬌さ
ん(国立嘉義大学助理講師)は、目に涙をいっぱい浮かべて大鳥居の前で立ち止まり、拝
殿の方を振り返り、深々と頭を下げた。そして何度も何度も手を振って、台湾英霊に別れ
を告げたのである。
もう一人の女性洪金蓮さんも、
「靖國神社に参拝して、深く感動しました。靖國神社にいる私達の祖先が、私に言いまし
た。日本で私達はとても大事にされている、だから安心するように、パイワン族の人々に
伝えてくれと……私は皆にそれを伝えます」
永山さんも柚原さんも、異口同音に述べていたが、パイワン族の人々は心が清らかで、
直観的にその場所に行けば、魂の存在を感ずることが出来るのである。
だから、靖國神社を訪れたとき、彼等はすぐに二百数十万柱の英霊の存在を感ずること
が出来た。
彼等には英霊は、実在なのである。
唯物論的な薄っぺらな科学合理主義や現世主義に染まってしまった戦後日本人には、実
はこのことがなかなか理解しにくい「現実」である。
「魂の存在」や「英霊」を自らの心身を持って感受し、真の「現実」「実在」として受
け入れることが、果たして戦後日本人には出来るのだろうか。
小林秀雄は、「信ずることと知ること」の中で、ベルグソンの聞いた心霊体験の話を紹
介している。
第一次世界大戦中、出征した夫を待つ夫人が、睡眠中に夢を見て、夫が撃たれて塹壕内
に倒れ、多くの兵士が覗きこむ様子を鮮明に見たのだが、実際、その時、夫は夢の通りに
戦死して、周りを兵士が取り囲んでいたという体験談である。
同席した医者は、「そういう話はよく聞くが、間違った話はそれ以上に数多くある」と
述べる。
ベルグソンはそれを批判して、夫人の体験の具体性をあるがままに受け取らないで、果
たして夫は死んだのか、死ななかったのかという抽象的問題に置き換えてしまう、これが
根本的間違いだと指摘している。
小林は同じ文章の中で、柳田国男氏の心霊実体験や「遠野物語」における近代知性では
とても説明しきれないエピソード等を繰り返し紹介し、戦後の科学合理主義や唯物論的知
性を批判している。
いや、批判と言うよりそれでは全然駄目なんだと強く言っている。
同じく江藤淳は、小林秀雄の「考えるヒント3」の解説で、乃木将軍の夫人が息子二人
が日露戦争で戦死したとき、家にあった古い箪笥の取っ手がカタカタ揺れたというエピソ
ードを紹介し、「四十年になんなんとする小林氏の歩みが、他ならぬ冷たい計量的知性と
の格闘であったことを知るに違いない。それはとりもなおさず、現代人が 果して人間ら
しく生き得るか、という問いに対する身を挺しての実践である」と述べている。
靖國神社を訪れたパイワン族の人々の態度や表情は、私達戦後日本人に欠けているもの
を見事に教えてくれたような気がする。
彼等は先祖の魂と英霊を「実在」として、先祖と今も共に生きて暮らしているのである。
これが彼等の現実であり、かつての私達日本人の「現実」でもあったのだ。
また、彼等は山岳民族として、山々に囲まれた大自然の中の「空間」で暮らしているだ
けではなく、大自然の「時間」の中でも生きている。
自然を単なる美しく荒々しい「空間」として見ているだけではなく、自分の「いのち」
も融合した大きな「時間」の世界としても見ているのである。
戦後日本人に欠落し、失われ、忘れられたのは、大自然の雄大な空間だけではなく、大
自然の悠久の時間である。
戦後保守は、つまらぬ衒学的なイデオロギー論争に明け暮れて、近代知性のみみっちい
世界にはまりこみ、日本人が本来持っている大らかで深い「魂」を失ってしまった。
日本の伝統や文化は、戦後日本における計量的知性などでは論じきれない、日本人と日
本の大自然の空間と時間が醸成して来た広大で深遠な世界である。
これを心身で感受し、畏れの心を持てたとき、人間と自然の融合したパイワン族の魂や
私達日本人の英霊や祖霊に対して、直接的に感応出来る素地が生まれる。
「それはとりもなおさず、現代人が果して人間らしく生き得るか、という問いに対する」
答えでもある。
この世界観は、日本が「八紘一宇」の世界観として、ある意味で人類全体に普遍化でき
るものであり、文化発信出来る可能性のあるものである。
ともあれ、秋の短い数日間、パイワン族の皆さんの美しい涙と笑顔に教えられたものは
多く、胸にしみわたるような「アジア古モンゴロイド」同士の共感の共有だった。
昨夜、台湾の支援者の方と電話で話したが、パイワン族訴訟団の代表の華阿財先生から
電話があって、靖國神社に昇殿参拝出来たことが最も印象深く、感動したこと、日本のチ
ャンネル桜をはじめ、多くの日本人支援者の人たちに接し、日本人としての誇りと優しさ
が、現代日本にまだ残っているということも再認識し、感動したことを話してくれたそう
である。
何より嬉しい話である。
さて、ここで改めて、日本保守の星だったが、志半ばで夭折された中川昭一氏の御冥福
を心よりお祈り申し上げたい。合掌
菊の香や 灯もるる観世音 高野素十
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3>> インドネシア籍乗組員に襲われた台湾漁船が海岸巡防署の巡視艇と高雄に帰港
昨日の本誌で、太平洋海域で操業していた屏東県(へいとうけん)船籍の漁船「漁群
166号」の船長と機関長がインドネシア籍の乗組員2人に刃物で襲われそうになり、日本側
に救助を求めたものの、台湾メディアが「日本は救援協力および船舶の寄港を拒否」と報
道したのは間違っていたことを伝えた。事の真相は、日本と台湾が一致協力して解決に当
たった事件だったことを、交流協会台北事務所と台湾外交部の発表文書を示して記した。
昨日、この「漁群166号」が高雄旗津にある海岸巡防署の埠頭に到着し、インドネシア
籍の乗組員は取調べを受けているそうだ。なぜインドネシア籍の乗組員が船長たちに刃物
を向けたのか、それも近々判明するだろう。
昨年の尖閣事件でギクシャクした日台関係が、このような提携の積み重ねで正常化され
ることを願って止まない。 (編集部)
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外国人乗務員が暴行の漁船が高雄に帰港
【10月13日 台湾国際放送ニュース】
台湾最南端の屏東県に籍を置く「漁群166号」が太平洋上で操業していた今月2日、イン
ドネシア人の乗務員二人が刃物で船長の施信興さんと機関士の蔡明智さんに襲いかかった
ため、船長と機関士は操舵室に逃げ込んで、衛星電話を使って家族に救助を求めた。
その後、この船は日本の小笠原諸島付近まで航行、日本側に救助を要請したが、台風で
天候が悪かったことなどから協力を得られず台湾に引き返した。9日には行政院海岸巡防
署の巡視艇と合流して、13日に高雄旗津にある海岸巡防署の埠頭に到着。船長の妻と子供、
機関長の身重の妻が迎え、無事の帰還を喜んだ。二人とインドネシア籍の船員二人は海岸
巡防署で取調べを受けているという。
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・NHK「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一ディレクター
TEL:03-3465-1111
・NHK視聴者コールセンター
TEL:0570-066066 FAX:03-5453-4000
メール:http://www.nhk.or.jp/special/
・NHKスペシャル「感想・問い合わせ」
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・放送倫理・番組向上機構(BPO)
TEL:03-5212−7333 FAX:03−5212−7330
https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html(ご意見送信フォーム)
・総務省(放送政策課直通)
TEL:03-5253-5776 FAX:03-5253-5779
メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
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