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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!
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中国の震災救援は「善意」かー窮地に立つ日本に止めない「威嚇」/ヘリが海自護衛艦に急接近
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三月二十八日付の産経新聞を開くと、そこは東日本大震災という国難に関する記事で埋め尽くされているのだが、そのなかで一つ異質の記事があった。
「中国ヘリ護衛艦接近」というタイトルだ。内容は次のとおり。
―――南西諸島西側の東シナ海の日中中間線付近で26日夕、中国国家海洋局所属の海洋調査船の搭載ヘリコプター「Z9」が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に急接近し、周りを1周した。
―――最接近時、ヘリの高度は約60メートル、水平距離は約90メートルだった。これは国際慣例上、それ以上近づいてはいけないとされる高度約150メートル、水平距離約450メートルを大きく下回っている。
日本がこれほど大変なときに、このようなことを、よくもやってくれると思う。自衛隊二十三万人兵力のうち、十万人が震災被災地に投入されているのを見て、わざわざやらかした威嚇と見えなくもないではないか。
二十七日付の同紙によると、中国が日本に寄せた支援内容は「救助隊15人、救援物資3000元(約3億7000万円)分決定。ガソリン1万トン、重油1万トン無償援助発表」。
たとえあの国が「誰もが受け入れられる災害救援について、尖閣諸島や東シナ海ガス田問題などで譲歩しなくても、日本を軟化させうる外交カードとみている」(読売、二十三日)としても、それはそれで支援には感謝しようと考えるのが日本人の民族性だが、こうした不法な威嚇が行われると、やはり中国は敵性国家であり、したがって震災救援も、日本人を惑わすための危険な籠絡工作に過ぎないと思えてくる。
被災地入りした「救助隊15人」に関し、「日本の人々も感動した」(山崎和之駐中国公使)などと賞賛の声もあるが、日本人から見ればだらしなく、現地での評判は必ずしも芳しいものではなかったらしい。あまり書きたくないが、中国にはあまり幻想を持たないことだ。
そうしなければ、日本を軟化(無抵抗化)させるための外交カード方を跳ね返すことは難しい。
松本剛明外相は二十二日の記者会見で、ロシア空軍機が前日に日本領空に接近したことについて、「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出をいただいているという気持ちを信じて、お付き合いしていくのが今の私どもの立場だ」などとしてロシアに抗議しない考えを示したが、いったいあのような国の何を「信じる」というのか。
一見して美徳と思える日本人の民族性は、他国から見れば臆病さの表れに過ぎず、侮りの対象となっていることを忘れてはならない。
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