英字紙『ジャパン・タイムズ』は媚中なのか?
日本の英字紙の代表格ともいえる『ジャパン・タイムズ』は2010年7月6日火曜日付で、「両岸関係の新たな時代に向けて」という記事を掲載した。記事でmainland hopes(本土の希望)、between the island and the mainland (島と本土の間:この場合は台湾と中国本土の間)、Taiwan and mainland China(台湾と中国本土)、the mainland economy(本土経済:この場合は中国本土)といった問題のある表現を使い、台湾を中国の一部としている。台湾を中国の一部とするのは台湾侵略を正当化する中国の政治宣伝である。
記事で台湾を中国領とすることは、中国の政治宣伝を受け入れているのと同じではないかと疑います。 中国が国際社会に対し、全力を傾けて行う「台湾は中国の一部」なる宣伝は、台湾併呑と言う領土拡張を正当化するためのものだ。この宣伝文句の法的根拠は「日本による台湾の中国への返還」だが、そのような事実は一切なく、完全な作り話である。 「香港と中国」を「香港と中国本土」(Hong Kong and mainland China )、「マカオと中国」を「マカオと中国本土」(Macau and mainland China)と言うなら何の問題もない。なぜなら香港とマカオは中国の領土だからだ。ところが「台湾と中国」を「台湾と中国本土」と呼ぶならどうだろう。そうなると「あなたは中国の宣伝に洗脳されている」と「診断」せざるを得ないのだ。
今回の記事で「台湾と中国本土」(Taiwan and mainland China)と書いて「台湾」と対比させる記事を発見した。中国は「台湾・中国」と言う具合に両者を対等に表記されることを非常に嫌う。なぜならこれによって「台湾」が中国とは対等な独立国家に見えてしまうからだ。そこで中国に配慮が必要となるのだが、「台湾」は「台湾」とする以外にない。そこでわざわざ「中国」を「中国本土」と書き換えるわけだ。
実はマスコミのこうした配慮こそ、中国の宣伝圧力の結果なのだ。圧力を受けて宣伝代行を買って出ているとも言える。そのため国民一般はこうした日本人の宣伝代行行為のために、「中国本土」などと呼ぶようになったのである。 「中国本土」と呼んではならない。「台湾は中国の一部」は間違いだと否定しなければならない…。 台湾は中国の一部ではありません。 Taiwan is not a part of China.台湾不是中国的一部分。 また日本政府も台湾を中国領とは承認していません。 Japanese Government has not recognize Taiwan is part of China. ジャパンタイムス 電話番号 0334526488 (海外から:From abroad +81334526488) hodo@japantimes.co.jp
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※投稿者は、投稿前にジャパンタイムズへ確認の電話をしたところ、まともに回答しなかったそうです。
台湾を中国の一部であるかの表記は、今までにも、多くの例があり、それが認識不足であった場合もあれば、確信的な場合もあります。志ある方々が、電話をするなどして説明をしてきています。
この記事を御覧になった皆様も一度、ジャパンタイムズへ確認されることをお願いいたします。
台湾人の親日ぶりは、周知の通り世界的にも類を見ません。彼らの台湾を中国の一部としたなら、どのように思うでしょうか。
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こちらのニュースは、教科書検定で尖閣を日本の領土と記載することに反発する中国を扱った記事。
他にも〜中国の反発確実「時期悪い」と政府系の専門家〜などというものもある。政府系でこれかと言いたい。
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