2011年04月05日

公開初日に「パンダはチベットの動物!」と上野動物園で訴えた

taiwan_kenkyu_forum.jpg
*************************************************************************
        
          メルマガ版「台湾は日本の生命線!」

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!

ブログ「台湾は日本の生命線!」 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/

*************************************************************************
公開初日に「パンダはチベットの動物!」と上野動物園で訴えた 
(付:中共の宣伝工作に対抗するTシャツ販売の案内動画)

ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1467.html

上野動物園で四月一日、パンダの一般公開が始まった。この日は十時の開園前から正午過ぎまで、正門の前は家族連れなどで長蛇の列ができたが、その現地で我々有志は、「パンダは中国の動物ではなくチベットに棲息する動物。チベットは中国の領土ではなく、チベット人の国」「中国のチベット侵略に反対する」とのメッセージを発信する活動を行った。

パンダを送って日本国民から中国覇権主義への警戒心を奪おうというのが中国の目的なら、そのパンダを通じ、中国覇権主義とはいかに残忍なものであるかを、子供たちを含む国民に広く伝えようというのが我々の戦術だ。

活動への参加呼びかけは前日からだったため、参集したのは延べ十数人程度だったが、群衆の注目を浴びたのは間違いない。「パンダは中国の動物ではない」と聞くだけで、誰もが意外な顔をして、関心を持たざるを得なくなるのだ。

ある者はチベット国旗を高々と掲げ、ある者は「パンダはチベットの動物です」「中国はチベットを侵略し百二十万人を虐殺しました」との文句と、涙を流すパンダのイラストが描かれたTシャツ(頑張れ日本全国行動委員会が製作)を着てうろうろ歩いた。

チベット旗のステッカーやパンフレットを大人や子供に配る者もいた。

チベット旗を羽織ったパンダの着ぐるみも出現。こちらは子供たちに大人気で、記念撮影攻めにあっていた。

我々の訴えに大きくうなずいたり、拍手したり、応援の声を掛けてくれる人々も少なくなかった。

なお現地にはテレビ各局が実況中継に集まっており、我々の掲げるチベット旗が全国に映しだされた。わざとカメラ前で旗をい広げていた参加者たちは、大成功だと喜んでいた。

それで思うのだが、こうしたアピールはとても有効である。

「パンダを政治問題化するなんて」(パンダ受け入れを巡る論争でしばしば聞かれた親中派のセリフと同じだ)と批判してきた人もいたらしいが、そのような者には「同じことをチベットの人々に向かって言えるのか」と聞きたい。私などは中国の恐ろしさを、はっきりと物言わぬ学校、マスコミに代わり、子供たちにきちんと伝えたいと思う。拡大一方である中国覇権主義の脅威に今後さらされるのは、この世代だからである。

「パンダはチベットの動物」を全国国民の「常識」に。日本を中国に騙されず、籠絡されない国に変えなければ。

--------------------------------------------------------------------------------

動画 中共の宣伝工作に対抗するTシ¬ャツ販売の案内
【Free Tibet】パンダはチベットの動物です[桜H23/4/1]
http://www.youtube.com/watch?v=vy40aHKn8qg&feature=player_embedded

--------------------------------------------------------------------------------

過去の関連記事

(日本のパンダ問題)
パンダ―暴力国家の「親善大使」を拒否せよ 08/05/10 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-369.html
実践家の知恵が生んだレンタルパンダ拒否運動 08/06/14 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-402.html
上野「パンダ貸与」問題のその後ー中国を抑止する国民の良識 09/01/23 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-632.html
隔世の感あり―「パンダ外交」工作が通用しなくなった日本 09/04/03 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-711.html
反対世論の虚を衝いてパンダが上野にやってくるー「中国幻想」から子供たちを守れ 10/01/16 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1023.html
中国「パンダ謀略外交」に口を閉ざしたフジテレビの最終判断―台湾人の証言削除 11/02/12 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1423.html
上野のパンダを「中国のチベット侵略の犠牲」のシンボルに! 11/02/22 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1432.html
上野商店街を前に「パンダ=チベットの悲劇」を訴えよう/面白い展開が期待される2・26山手線国民ラリーに参加を! 11/02/23 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1432.html
「トロイのパンダ」を逆利用しよう!中共の侵略主義を暴く宣伝キャンペーンを! 11/02/25 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1434.html

(台湾のパンダ問題)
中国の危険な贈り物―パンダ 07/04/18 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-60.html
中国パンダ外交の本領を「対台湾」に見る 08/06/06 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-394.html 
台湾人は反「パンダ」運動で世界の注目を 08/09/10 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-497.html
パンダを中国の悪意の象徴にせよ 08/12/25 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-603.html
*************************************************************************

メルマガ版「台湾は日本の生命線!」

登録・バックナンバー
http://www.melma.com/backnumber_174014/ 

発行 永山英樹(台湾研究フォーラム)

運動拡大のため転載自由 

ご意見等: mamoretaiwan@gmail.com 


━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
こちら、パンダのニュース>>>>>>>>>>
タグ:パンダ
posted by 親善大使 at 13:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 台湾は日本の生命線より
この記事へのコメント
いいえ違います。
http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/2566760/
パンダがチベットの動物だというのなら、なぜ 陝西省にもパンダがいるのですか?
Posted by はまだ at 2012年01月14日 01:02
はまださん。

 コメント有難うございます。
 この記事は、転載ですが、管理者としての考えを申し上げさせていただきます。
 元来、動物の分布と人間による国境は、一致しないものと考えています。そういう意味でご指摘されることを否定しません。
 また、パンダ問題も反中プロパガンダとの指摘も否定しません。
 ただ、運動をしていくうえで活用できるものを最大限利用するというのも運動手法であると考えます。(中国の外交は、そのものと思います)
 漢民族にとって歴史的に周辺民族が脅威だったことは事実ですが、今や、中国および中国共産党は脅威であり、その脅威から身を守ることは、今日を生きる者にとっての重要な課題と思います。
 パンダに関して言えば、チベット固有を主張するだけの根拠を欠いても、中国が、パンダを固有の動物とする背景には、周辺への征服があることを知る機会になり、国家レベルの宣伝に対抗する、ひとつの方便と考えます。
 特化した知識のある人からすれば、「間違いの拡散」ということになりますが、はまださんの発信もまた、このようなパンダ論争が起きる展開になる事情を多くの方が知る機会になれば、良いのではないでしょうか。
Posted by 管理人 at 2012年01月14日 13:40
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/44149127

この記事へのトラックバック