2011年04月25日

侍従長が伝える「天皇皇后両陛下の祈り」

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>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━【平成23年(2011年) 4月25日】

    ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
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<> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1299]
1>> 侍従長が伝える「天皇皇后両陛下の祈り」
2>> 李登輝元総統が「文藝春秋」5月号に「台湾は日本の恩義を忘れない」を寄稿
3>> 台北市李登輝之友会から本会への義捐金と支援物資の贈呈式
4>> 台湾の義捐金は149億8000万円に!
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■ 東日本大震災「お見舞い募金」にご協力を!(日本)

  *募金総額:205万2400円(4月22日現在)
  *お見舞い募金は「お志」ですので、いくらでも結構です。
  *礼状はお出しできませんことをご了承のほどお願いします。

☆ 郵便局
  加入者名:日本李登輝友の会 口座番号:00110-4-609117
  
  ・通信欄に「地震」「お見舞い」などとお書き添えください。
  ・一般の方は郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」を、本会会員の方は機関誌『日台
   共栄』に添付の郵便払込取扱票をお使いください。

☆ 銀 行
  三菱東京UFJ銀行 本郷支店 普通:0012742 
  日本李登輝友の会事務局長 柚原正敬
  (ニホンリトウキトモノカイジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

■ 東日本大震災「お見舞い募金のお預かり」要綱(台湾)

☆ 東日本大震災「義捐金お預かり」振込口座
  彰化銀行 古亭分行 帳號5116-51-106275-00 戸口HAYAKAWA TOMOHISA(早川友久)
 ・義捐金の「お預かり証」をお送りします。

■ 李登輝元総統から被災者へのメッセージ[桜H23/3/29]
  http://www.youtube.com/watch?v=iGzkPlnMgUA&feature=youtube_gdata
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1>> 侍従長が伝える「天皇皇后両陛下の祈り」

 本誌では今般の東日本大震災に際して、3月16日に放映された今上陛下のお言葉をはじめ、
皇后陛下や皇室の方々の被災地や被災民に寄せられる御心の深さが尋常ではないことをお
伝えしてきた。現在発売中の「文藝春秋」5月特別号(4月9日発売)に侍従長の川島裕氏が
「天皇皇后両陛下の祈り」と題し、震災発生のその日から1週間の両陛下のご動静を詳しく
つづっている。

 川島侍従長は冒頭で執筆に至った経緯を記し、執筆依頼を受けたとき、放映された「お
言葉」に尽きていると考え執筆をためらったが、「未曾有の災害に遭遇した際の雰囲気を
記録に残しておくのは、あのお言葉の言わば補足資料としての意味はあるかもしれない」
と思い、全文の載録を条件として執筆したという。

 今上陛下の「お言葉」はビデオで2、3度拝見し、活字でも何度か拝読していたつもりだ
ったが、川島侍従長がつづる両陛下の震災から1週間のご動静を知ったうえで改めて拝読し
てみると、まさに「綸言」であり「みことのり」の感をいっそう深くした。ぜひご一読を
お勧めしたい。

■ 「文藝春秋」5月特別号
  http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
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2>> 李登輝元総統が「文藝春秋」5月号に「台湾は日本の恩義を忘れない」を寄稿

 川島裕侍従長の「天皇皇后両陛下の祈り」が掲載されている「文藝春秋」5月号に、李登
輝元総統が「台湾は日本の恩義を忘れない」と題して寄稿されている。

 東日本大震災に関して李元総統は週刊「ポスト」や月刊「WiLL」など、日本のいろい
ろな媒体に寄稿され、日本を激励されているが、この「文藝春秋」では、3月13日に中国の
救援隊より一足早く成田空港に到着しながら2日間も「緊急通行証」が出されずに足止めを
食った台湾のNGO救援隊(35人)についての詳細がつづられている。

 李元総統は「残念な出来事」としているが、その筆致には日本政府の対応の鈍さにいら
だつ怒りを何とか静めようとする精一杯の自制心がはたらいていることは、読むものをし
て手に取るように伝わってくる。よほど腹に据えかねる対応だったのだ。

 すでに李元総統は、このような台湾への非道ともいえる日本政府がとった措置の背景に
中国の存在を挙げ、また馬英九政権による妨害もあったことを明らかにし、「こうした事
態を生みだした原因は、馬英九総統が台湾を地区だと見なしたことの後遺症である」(4月
4日付「自由時報」)と指摘しているが、ここではそこまで踏み込んで書いていない。

 それでも李元総統は「私が台湾大地震で救済を陣頭指揮した経験から、日本政府の危機
管理やリーダーシップ、今後の予想される問題点などについて具体的なアドバイスや感想
を述べたい」として、縷々、具体策を展開されている。

 そして最後に「今回の大震災で日本の復興を危ぶむ声もあるが、日本は再生するに決ま
っているではないか」と喝破されている。だが、次のように付け加えてだ。「ただし、そ
れには条件がある。それは、国や国民を第一に思う、いい指導者に恵まれるかどうかにか
かっている」。

 菅直人首相や政府首脳は、この李登輝元総統の論考を読むだろうか。読んで欲しいと思
うものの、すでに手遅れの感は色濃く漂っている。読もうと思ったときにはもう下野して
いるかもしれない。

 ちなみに、李元総統は4月3日夜、台北市内の華泰プリンスホテルに日本で救助活動を行
った台湾救助隊のメンバーを食事会に招き、感謝の意を表されている。

■ 「文藝春秋」5月特別号
  http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
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3>> 台北市李登輝之友会から本会への義捐金と支援物資の贈呈式

 昨日、東京・千代田区内のホテルにおいて、このたびの東日本大震災に対する台湾・台
北市李登輝之友会から本会への義援金300万円と支援物資の手動充電式懐中電灯1,000個と
Tシャツ80枚の贈呈式が行われた。

 台北市李登輝之友会からは陳秀麗理事長をはじめ、黄天麟・元総統府国策顧問と夫人、
林保華・台湾青年反共救国団理事長と夫人、蔡美津・台北市李登輝之友会理事の6名、本会
からは小田村四郎・会長、黄文雄・副会長(評論家・拓殖大学客員教授)、川村純彦・常
務理事(海将補)、三宅教雄・常務理事(元海上保安大学校長)、梅原克彦・常務理事
(前仙台市長)、柚原正敬・常務理事兼事務局長などが参加した。

 小田村会長は、台湾で集まっている義援金の総額が150億円近くに及んでいることなど、
東日本大震災に台湾の人々が寄せられる「台湾心情(真心)」に感謝の意を表するととも
に、本会から「感謝広告に関する政府への要望」を呈したことや山谷えり子参院議員が国
会で松本外務大臣を追及したことなどに触れ、本会として台湾紙に感謝広告を出さない日
本政府の非礼をお詫びするとともに政府の対応を改めて非難した。

 陳秀麗理事長は、震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、台北で開催し
たチャリティーコンサートの模様について述べ、義援金と支援物資が少しでも役に立てた
ら嬉しいと述べた。

 黄天麟氏や林保華氏もそれぞれ一言ずつ挨拶、また本会側からもそれぞれに御礼の挨拶
を申し上げた。その中で、梅原常務理事は、2007年に李登輝元総統が仙台・松島を訪問さ
れた際に作られた俳句の句碑が無事であったことを紹介すると、いっせいに拍手が沸き起
こった。また、進行役をつとめた柚原常務理事が、発売中の「文藝春秋」5月号を掲げて李
元総統が寄稿されていることを紹介して回覧すると、台湾の皆さんは関心深げに見入り、
黄天麟氏はページを繰って読まれていた。

 この贈呈式の模様は、本日付の「自由時報」でも報道されているので、下記にご紹介し
たい。

 なお、この義援金と支援物資はこれまでの「お見舞い募金」とともに、福島、宮城、岩
手の本会支部を通じて被災地支援のために使われる予定だ。
 
■ 自由時報「台北李登輝之友會 捐300萬日元賑災」(4月25日)
  http://www.libertytimes.com.tw/2011/new/apr/25/today-int3-2.htm
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4>> 台湾の義捐金は149億8000万円に!

 本誌では台湾からの支援について逐次お伝えしていますが、台湾との窓口である(財)交
流協会が4月21 日に更新した「台湾からの支援」によりますと、4月21日現在、義捐金の
総額はなんと約149億8千万円(51億6,619万台湾ドル)に達しているそうです。

 (財)交流協会が発表している「台湾からの支援(東日本大震災)」の該当部分だけ下記
に紹介しますが、詳しくは(財)交流協会のHPをご覧ください。

(2)台湾官民の義捐金
 (イ)交流協会在外事務所での義捐金受付
    3月21日より、交流協会台北・高雄事務所において義捐金を受付開始。
    4月15日現在、約5.3億円(詳細は台北、高雄事務所ホームページ参照)
 (ロ)台湾官民からの義捐金
    外交部によると、外交 部等の機関と 民間団体を合わせた義捐金は、4月21日現
    在、51億6,619万台湾ドル(≒149.8億円:1台湾ドル=2.9円で換算)。

■ 交流協会「台湾からの支援(東日本大震災)」
http://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/Top/6BE18444C925CE364925785C00299F24?OpenDocument
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● DVD「野口健講演:台湾からの再出発」お申し込み
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● 増補改訂版 『台湾史小事典』お申し込み
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● 友愛グループ機関誌『友愛』お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0082.reg

● 廖継思著『いつも一年生』お申し込み
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● 日本李登輝友の会「入会のご案内」
  文化交流を主とした「日本の生命線」台湾との交流を深める本会活動にご参加いただ
  ける方は、ご入会を! 下記の「入会お申し込みフォーム」からですと、お手軽にお
  申し込みできます。                (日本李登輝友の会事務局)

■ 入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg
■ 入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html
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posted by 親善大使 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日台共栄より
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