2011年05月13日

「TVタックル」に「中共宣伝マン」を出すなと訴えよう

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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!

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「TVタックル」に「中共宣伝マン」を出すなと訴えよう


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今回も前回に引き続き、テレビ朝日系の討論番組「ビートたけしのTVタックル」(五月九日放送)の問題を取り上げたい。つまり番組が在日中国人である孔健氏(週間チャイニーズドラゴン社主幹)を出演させた問題についてだが、今回はちょっとしたメディア向け言論活動の呼びかけでもある。

先ず番組内容の事実を振り返ろう。

政府が空軍機を領空に接近させたロシアや、海洋調査船搭載ヘリを自衛隊の護衛艦に接近させた中国の新聞に震災救援への謝意広告を掲載しながら、なぜ多額の義捐金を集めた台湾の新聞には載せなかったのか、と出演者の山際澄夫氏(ジャーナリスト)が問題提起するやいなや、孔健氏は「台湾は中国!」「台湾は中国。中国人だから、こういうところでは遠慮…(聞き取れず)」と言い放ったわけだ。

「台湾は中国の一部」というのは中共が台湾侵略政策を正当化するための政治宣伝であり、虚構宣伝である。なぜなら中共が言い張るように「日本は戦後、台湾を中国(当時の中華民国)に返還した」という事実は一切ないからだ。日本は台湾をどこの国にも割譲せず、ただ放棄しただけである。したがって住民自決の原則により、台湾の新たな帰属先は台湾住民が決定するべきものなのだ。。すでにあの島では依然として中華民国体制のままではあるが、台湾人が国家元首を選出する台湾人国家に生まれ変わっている。

だから山際氏は「台湾人は台湾人」と反論したが、孔健氏も「いや、そうじゃないよ」と大きな身振りで言い返し、放送の中ではこれでやり取りは終わった。

もちろん山際氏には、「よくぞ言ってくれた」と思うし、同じような感想を抱いた視聴者も少なくないはずだ。

だがその一方で、「孔健氏の方が正しい」だとか、「台湾についてはさまざまな見方があるのだ」などと誤解した視聴者も大勢いたと思う。何しろ、日本国民の多くはそもそも、中共の宣伝を鵜呑みにし、「台湾は中国の一部」との印象を抱いている状況だからだ。

だから、この番組がいかにバラエティ番組であっても、日本の未来を担うところの青少年を含むお茶の間の国民に、誤情報、誤認識を押し付けるような人間を出演させてはならなかったのだ。

ましてや孔健氏は、日ごろから日本国内で中国統一(台湾併呑)の宣伝に従事している人物である。出演を許せばいかなる有害宣伝を行うかなど、番組側が予測できなかったとは思えない。このことはすべてのマスメディアにも言えることだ。

ところで番組は、台湾の帰属先の問題に関し、いったいどれほど深刻に考えているのだろうか。あるいは孔健氏がテレビ出演にふさわしくない人物だと認識していないのだろうか。そのことを番組に問い質すため、放送翌日の十日、まずはテレビ朝日の視聴者センターに電話をかけたのだが…。

私の趣旨を聞いた女性オペレーターは、一気に番組の防波堤を演じ始めた。「番組の責任者と話したい」と申し出る私に「それはできない」と答える。「その理由は」と聞いても「ご意見はうかがった」との一点張り。「ではどうすれば責任者に連絡ができるか」と聞くと「抗議には正式な方法があると思う」と。「正式とはどんな方法か」と尋ねると、「こちらからご指導することではない」。

こうしたやり取りを二十分近く続けさせられたのは、このテレビ局にとり、私の指摘がよほど怖いものだったからだろう。

質問には何も答えないオペレーターが「私はすべてに答えた。あなたは自分のメモを見たらいい」と凄むので、私は憤然として「あなたはテレビ朝日を代表して視聴者を欺くか」と返したら、先方は慌てて電話を男性責任者に振った。

責任者は私を宥めるため、とにかく明るくベラベラと喋るのだが、「物事にはいろいろな見方がある」「中国は台湾を中国とい言い、台湾は違うことを言う。テレビ局としてはどちらが正しいと言うのは難しい」などと弁解するので、「テレビ朝日は台湾を中国の領土と見做す見解か」と聞くと、「とんでもない!」と答える。

そこで私は「このことを番組責任者からはっきりと聞きたいのだ。台湾は中国の一部でないと十分に知りながら、中国への配慮で、中国の一部であるように表現するテレビ番組はあまりに多いので」と伝えた。

そして「韓国は中国の一部と発言する者は出演させないはず」「独裁国家北朝鮮の政治宣伝をやる識者を番組に出すことはず」と話した。相手は「そうだ」と答えるので「台湾は中国の一部などと独裁国家中国の政治宣伝を行う中国人など出演させてはならない、と番組責任者に伝えてほしい」と頼んだら、「必ず伝える」と言っていた。

「なお番組は台湾を中国の領土と見做す見解か」との私の質問への回答が出るかどうかはわからないとか。後日視聴者センターに電話して、その結果を聞くことになっている。

なお心ある人は、この番組に対し、「二度と孔健氏のような中共宣伝マンを出演させるな」「今後は台湾を中国と誤解させる言論は排除せよ」と訴えてはどうだろうか。

こう言うと「悪役の外人を出演させるから、あの番組は面白いのだ」との、もっともな異論もありそうだが、そうした日本社会の言論の自由を利用して、中共の対日世論戦(宣伝、洗脳工作)が展開されていることを忘れてはならない。少なくとも「台湾は中国」といった発言があったなら、放送ではカットしてしかるべきだ。

TVタックルは左翼番組ではないので、もしこれが何らかの反省をしてくれたら、他のてれび番組の良きモデルになるかも知れない。

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TVタックルに「日本の視聴者を欺くため台湾は中国と宣伝する孔健を出演させるな」「出演者から台湾は中国だとの不適切な発言があったと訂正せよ」 「孔健の出演停止を」と求めよう。

03−6406−5555 テレビ朝日

http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/ ※「ご意見・ご感想」をクリック


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発行 永山英樹(台湾研究フォーラム)

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タグ:TVタックル
posted by 親善大使 at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾は日本の生命線より
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