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メルマガ版「台湾は日本の生命線!」
中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!
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温家宝来日「歓迎」記−なぜ台湾・チベットの旗を怖がる
ブログでは関連写真も↓
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中国の温家宝首相が五月二十一日、日韓中首脳会談のため来日。まず津波で大被害を受けた宮城県名取市を訪れ、献花するとともに、日本の農産品輸入規制の緩和方針を表明した。さらに福島第一原発の周辺住民が避難する福島市内の体育館を慰問、原発事故の風評被害払拭に一役買って見せた。
こうした温家宝氏に感謝する者もいようが、尖閣問題において日本国民への「恫喝」が効かないため、次は「懐柔」に出ただけであることを知る国民はこの日、都内で「中国のアジア支配阻止!アジアに自由の砦を!5・21国民大行動」を行った(主催・「頑張れ日本!全国行動委員会」など)。
まず十一時過ぎ、首相官邸前に日章旗を掲げ持つ数十人が結集して街頭演説会。中国の日本懐柔パフォーマンスに呼応して、日中首脳会談では尖閣領有問題を提議しないという菅直人首相が福島に向かって出発するところを狙ったものだ。
十一時四十五分ごろ、菅氏の車列が我々の前を猛スピードで走り去った。そのこそこそとしたところが何とも情けなく、「それほど抗議の声が怖いのか」と、みな失笑していた。
十四時からは衆議院第二議員会館前で街頭演説会。二百人はいただろうか、歩道には大勢の人が立ち並んだ。掲げられるのも日章旗以外に、緑の台湾旗、チベット旗、ウイグル旗、南モンゴル旗が多数見られた。そして十四半過ぎ、群集は民主党本部前へ移動し、抗議のシュプレヒコールを繰り返した。
さらに十五時過ぎには、温家宝氏が投宿予定のホテルニューオータニに近い赤坂見附の交差点付近に布陣し、いよいよ温家宝=中国糾弾の演説、そしてシュプレヒコールを開始。
このころには人数も三百人ほどに膨れ上がっていたようだ。ここでの活動は十七時半まで展開され、最後は国歌と聖寿万歳が唱えられた。
ところでそのとき、我々一部の参加者の間には、温家宝氏が福島から新幹線に乗り、六時台に東京駅に到着するとのツイッター情報が届いていた。そこで急遽我々も、東京駅まで「歓迎」に行こうということになり、解散直後に声をかけた二十数名が呼応した。
計画は、現地で混乱を起こして怪我人など出さないよう、中国に支配され、あるいは支配の危機に直面する上記の諸民族の旗を温家宝の前で黙って広げ、それを通じて日本国民のアジアの解放と防衛の決意を示すというものだった。これがうまく行けば、諸民族をも激励することになるかも知れない。
我々が東京駅に着いたのは温家宝氏が乗る新幹線到着の十分ほど前だった。新幹線ホームまでたどり着けなくても、せめて改札で、何とか運良く出会えたら、との思いだった。結局は難なくホームまでは上ったが、そこには警備の警察官で溢れ返っていた。そうしたなか我々が右も左もわからずにウロウロしているうちに、温家宝氏が車内から降りてきて、お付の人々とともに、颯爽と我々の前を通過してしまうという格好となった。メンバーの一部がそれを目撃している。
ちなみに私はその模様を見ることができなかった。私が何人かとともに警備が物々しく見える場所を選んで立ったのが、ちょうど温家宝氏の新幹線が止まったときだった。私はただちに緑の台湾旗を両手で掲げ持った。すると制服を着た警察官がやってきて、私たちをホームの端へと下がらせた。そして「それは何か」と聞いてきたので、「台湾の旗だ」と答えると、「下げてほしい」と求めてきた。
「困ったな」などと考えた瞬間、突然大きな私服の男が飛んできて、私を後ろに押すと同時に旗を取り上げた。
私はその瞬間、まさに今、この立ちふさがる男の後方で、温家宝氏が歩いているに違いないと感じた。そこで慌てて覗き込んだ。だが、見えるのはお付の人々ばかりで、本人はすでに通り過ぎた後だったのだ。
さて、事は済んだので、その私服の男に「旗を返して」と言うと、何と旗を自分のカバンにしまい込み、立ち去ろうとするのだ。近くで仲間が広げていたチベット旗も没収していた。「あなたは泥棒か」と咎めると、拳を上げて威嚇のポーズをとった。
そしてそれから間もなくわかったのだが、男は日本の私服警官ではなく、中国人の護衛だった。
二枚の旗は仲間と奪還した。追いかけてきた男は我々を指指し、「ハイジョ!」と警察官に指示していた(警官はそれを無視していたが)。
「臭い旗には蓋をしろ」ということだろう。嘘つきは真実を恐れるものだ。明らかに中共は、「一つの中国」の政治宣伝を否定する台湾やチベットの旗、そして諸民族の自由、人権、尊厳、生命を擁護する声を怖がっている。
そもそもこうした隠蔽、没収、略奪行為で維持されているのが、中共の独裁政権というものだ。私はそこで、その弱点を改めて確認した思いだった。
ただ温家宝氏が我々の掲げる旗を見たかどうかはわからない。
次は「5・22国民大行動」。中共の傀儡機関ともいうべき経団連への恒例訪問する付近で糾弾行動を実施する。
目の前にせっかく「中国」が来ているのだ。現地ではみなで真実の声を上げよう。
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【参加を!】中国のアジア支配阻止!アジアに自由の砦を!5・22 国民大行動!
温家宝中国首相来日反対!一党独裁国家中国のアジア支配体制を許すな!
アジアに自由と平和を!中国のアジア侵略阻止!中国の尖閣諸島侵略阻止!
竹島奪還!菅民主党政権打倒!
参加呼びかけ動画
http://youtu.be/Q38XEwyjRWQ
5月22日(日)
11時30分 東京駅丸の内北口「丸の内オアゾ」前集合
経団連ビル前にて抗議行動
※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい
主催 頑張れ日本!全国行動委員会
草莽全国地方議員の会
チャンネル桜二千人委員会有志の会
ご連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222 03-5468-9222 http://www.ganbare-nippon.net/
※ チラシ(PDF版)は こちら → http://www.ch-sakura.jp/sakura/H230521_22_flyer.pdf
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発行 永山英樹(台湾研究フォーラム)
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タグ:温家宝