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メルマガ版「台湾は日本の生命線!」
中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!
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反中国をリチャード・ギア氏に学べ
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米下院外交委員会は六月二日、「アジアの宗教の自由、民主主義、人権」をテーマに公聴会を開き、チベット自治区、北朝鮮、ミャンマー問題に関する証人を呼んだ。
席上、下院議員たちからは六・四天安門事件二十二周年を記念する発言や、法輪功、人権問題に携わり、行方不明になっている高智晟弁護士の問題の説明を中国政府に要求する声も上がった。
また「国務院は中国にチベットのラサでの総領事館設置を認めさせ、同意が得られなければ中国のボストン、アトランタでの総領事館設置を拒否するべき」との主張や、バイデン副大統領は中国訪問中、四川省アバ州のキルティ僧院のチベット僧の釈放を促せとの訴えも聞かれた。
ダニエル・ベア国務次官補(民主主義・人権・労働担当)は。米政府が特にチベット自治区やその他のチベット人居住区での人権状況の悪化に強い関心を抱いていることを明らかにした。それによるとチベット語教育の制限、僧侶への厳格な支配、政治に関わりのないチベット人の逮捕などが最近の問題だという。米政府は今後も引き続き中国政府とダライ・ラマ法王との対話を促すとも説明した。
この日、最も注目を集めたのが長年のチベット支援で知られる人気俳優のリチャード・ギア氏だった。
「錦濤国家主席はチベットでの党委書記時代からチベット人に敵意を抱いている」と、中国政府を強く非難するとともに、批判の矛先をオバマ政権にも向けた。たとえばダライ・ラマ法王が〇九年にワシントンを訪問した際、オバマ大統領が会見を避けたことに触れ、「米国が中国に妥協しても、あの国から圧力を受けるだけ」と指摘した。
また「チベットの言語はまさに脅威に直面している。オバマ政権は四年内に十万名の学生を中国留学へ派遣しようとしているが、中国語だけでなくチベット語など少数民族の言葉も学ばせるべきだ」とも訴えた。
要するに、中国には友好交流よりも圧力をかけろというわけだ。ギア氏は「共産党支配を批判する者は、たとえ平和的な言論でも不当に拘束され、拷問にかけられる。中国の弾圧に抗議することが米国人としての道義だ」と強調しているが。それは独り米国人だけの道義ではないだろう。
無辜の人々の生命、尊厳、人権に関わる問題なのだから、これに関心を持つのは国際社会全体の義務でもある。ことにアジアの大国の一つである日本が担う使命はことさら大きい。しかし残念ながら、米国人のように中国をはっきり批判し、圧力を掛け得る者は、果たしてこの国の政界にいくたり。
またギア氏の働きはすばらしい。その国際的な影響力は中国にとっては多大な脅威だろう。
〇五年、中国が台湾侵略を合法化する反国家分裂法を制定した直後、映画宣伝のために来日したギア氏は記者会見で、「どうしても触れなければならない」として同法を徹底的に非難し、それによって初めて大勢の日本人は中国の台湾侵略の野望を理解することができたのだった。
このようなギア氏の力は、到底一般人の及ぶものではない。おそらく何万人もが結集しなければ、ギア氏一人分の力は発揮できないのではないだろうか。
そこで私は思うのだが、一刻も早く、人の生命、尊厳、人権を重んじる何万人、何十万人もの日本人が結束し、中国非難に立ち上がる必要があるのではないか。そうなれば日本の政治家も動くことになるし、世界中も動くこととなる。
ギア氏もまた、世界の人々が立ち上がるのを期待しながら戦っているはずだ。
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