2011年06月16日

李登輝元総統の仲介により台湾の味王から本会に多額の東日本大震災義捐金

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1>> 李登輝元総統の仲介により台湾の味王から本会に多額の東日本大震災義捐金
2>> 菅首相「尊敬する人」李登輝氏に何を学んだのか 阿比留 瑠比
3>> 台南の頼清徳市長が300人の大観光団を率いて「観光友好都市」日光を訪問
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● 2011「台湾特産アップルマンゴー」お申し込み【ご自宅用】
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● 2011「黒葉ライチ、もちもちライチ」お申し込み【ご自宅用】
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  *ドラゴンライチのお申し込みは締め切りました。

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■ 東日本大震災「お見舞い募金」にご協力を!(日本)*6月17日に締め切ります。

  *義捐金総額:1641万9169円(6月15日現在)
  *お見舞い募金は「お志」ですので、いくらでも結構です。
  *礼状はお出しできませんことをご了承のほどお願いします。

☆ 郵便局
  加入者名:日本李登輝友の会 口座番号:00110-4-609117

  ・通信欄に「地震」「お見舞い」などとお書き添えください。
  ・一般の方は郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」を、本会会員の方は機関誌『日台
   共栄』に添付の郵便払込取扱票をお使いください。

☆ 銀 行
  三菱東京UFJ銀行 本郷支店 普通:0012742 
  日本李登輝友の会事務局長 柚原正敬
  (ニホンリトウキトモノカイジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

■ 東日本大震災「お見舞い募金のお預かり」要綱(台湾)*6月17日に締め切ります。

☆ 東日本大震災「義捐金お預かり」振込口座
  彰化銀行 古亭分行 帳號5116-51-106275-00 戸口HAYAKAWA TOMOHISA(早川友久)
 ・義捐金の「お預かり証」をお送りします。
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1>> 李登輝元総統の仲介により台湾の味王から本会に多額の東日本大震災義捐金
   本会への義捐金総額は1641万9169円に! 6月17日に第1次募金を締切

 去る6月10日、李登輝元総統のご仲介により、台湾の大手食品メーカー「味王」から本会
に東日本大震災に対する義捐金300万元(銀行レートにより830万円)が寄贈された。

 味王は調味料、しょうゆ、王子麺で知られるインスタントラーメン、レトルトパック食
品などを製造・販売する1959年創立の総合食品メーカーで、陳建忠社長はかねてから李元
総統などを支援してきた方だそうで、当日は柚原正敬事務局長が訪台して預かってきた。
本来なら、李元総統お立会いの下、陳社長が直接贈呈するという予定だったが、あいにく
体調をくずされたそうで、李元総統から柚原事務局長への贈呈となった。

 柚原事務局長は、義捐金は被災地や被災された方々に直接役立つよう使わせていただく
旨を述べ、ありがたく押しいただいた。

 これで、本会に寄せられた義捐金の総額は1641万9169円(6月15日現在)となる。大変な
額である。これまで募金にご協力いただいた方々に改めて御礼申し上げます。このうち台
湾からは約1400万円(李登輝民主協会:100万元=280万円、台北市李登輝之友会:300万円、
味王:300万元=830万円)と全体の8割強を占めている。

 このお見舞い募金を始めて早々、募金は被災のひどい宮城県、岩手県、福島県の本会各
支部を通じ、被災者に直接役立つよう使わせていただくとお伝えしたが、すでに宮城県石
巻市への自転車8台の寄贈(約26万円)はこのお見舞い募金から拠出したのは既報の通りだ。

 また、これまで宮城県支部(嶋津紀夫支部長)には380万円、岩手県支部(佐々木孝支部
長)には200万円を送っている。福島県支部(林慎平支部長)にはこれから200万円を送る
予定だ。後日、この義捐金がどのように使われたかもきちんとご報告したい。

 なお、東日本大震災3日後の3月14日に開始した本会のお見舞い募金活動は、3ヶ月をすぎ
た。一昨年の台湾八八水害の募金活動でも2ヶ月半ほどで、これまでの募金でもっとも長い
期間の活動となっている。

 ついては6月17日、これまでを第1次募金として締め切りたい。第2次募金を始めるかどう
か、本会で可能なさらに有効な支援策があるかなど、被災地の支部などとも相談して決め
ていきたい。

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2>> 菅首相「尊敬する人」李登輝氏に何を学んだのか 阿比留 瑠比

 産経新聞政治部の辣腕記者、阿比留瑠比氏はこのところ、菅直人首相を「延命に汲々と
している亡国の指導者」として早期退陣を迫っている。ウンウンとうなづきながら読んで
いる人は多いだろう。

 本日の朝刊4面で、この阿比留記者が「李登輝さんを尊敬している」と国会で答弁した菅
首相に対して「李氏に一体何を学んできたのか」「せめて李氏の爪の垢(あか)を煎じて
飲み、潔く身を引くべきではないか」と一喝している。正鵠を射た指摘だ。味読されたい。
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菅首相「尊敬する人」李登輝氏に何を学んだのか 
【産経新聞:平成23年(2011年)6月16日「政論」】

 「首相になることが目的ならば、そこで終わりなのである。目的と手段が混乱してしまい、
せっかく首相になっても何をすればよいのか分からない」

 14日の参院東日本復興特別委員会。自民党の丸山和也氏は、台湾の李登輝元総統の著書
「台湾の主張」を引用して「失礼だが、今の首相に向けられている言葉ではないか」と問
うた。

 すると菅直人首相はこう答えた。

 「李登輝さんは私の尊敬する人物の一人です」

 質疑がかみ合わないのはいつものことだが、よくもいけしゃあしゃあと言えたものであ
る。尊敬するのは勝手だが、その言葉の重みがまるで分かっていない。

 東日本大震災にあたって台湾から政府・民間を合わせ約175億円(12日現在)の義援金が
寄せられた。世界最大級の支援だが、首相はそれに報いてきたといえるのか。そもそも首
相は、李氏に一体何を学んできたのか。

 「歴史をよく調べれば、沖縄・尖閣諸島は日本に領有権があるのは明確だ」

 李氏は昨年10月、訪台した安倍晋三元首相と会談した際、こう明言した。台湾政府が中
国同様に尖閣諸島の領有権を主張する中、元総統の発言は極めて重い。

 ときはまさに、首相が中国の圧力に屈し、尖閣諸島沖で衝突事件を起こした中国人船長
を超法規的に釈放させた直後だった。首相のその場しのぎで稚拙な対中外交に、李氏は眉
をひそめていたに違いない。

 李氏は平成19年6月の来日の際、靖国神社に参拝した。首相は「首相や閣僚が公式参拝す
ることには問題がある」と答弁した。日本統治時代の台湾に育った李氏の方が、首相より
よほど日本的美質を備えていると言える。

 そんな李氏は著書で政治家の心得をこう記した。

 「問題に直面したとき決して直線で考えないことだ。必ず迂回(うかい)すること、む
しろ回り道を見つけだそうと務めるべきなのである」

 残念ながら、首相の政治手法はこれと正反対だといえる。物事を進めるための手順や手
続き、調整を一切無視するため、いつも「言いっ放し」に終わり、何も実現できない。

 首相は14年11月に訪台し、李氏と会談した時の印象を自らのホームページにこう記して
いる。

 「日本の旧制高校の教育を受けた人の雰囲気を強く感じた。(中略)日本人が失いかけ
ている自信を取り戻す良い話を多く聞かせてもらった」

 李氏は古事記や源氏物語、ゲーテ、ドストエフスキー、マルクス、カント、論語、聖書
−と古今東西の古典をひもとき、哲人政治家と称される。その謦咳(けいがい)に接した
首相の言動から、李氏の素養から学んだ形跡はうかがえない。

 李氏は月刊「WiLL」(2月号)の対談で日本政治の現状をこう憂えた。

 「『権力』というのは権力者のものではなく、何か決定を下すときに人民から借りて、
そのあと返すものです。そのことがわかっているかどうか」

 首相は、この発言が自分に向けられていると気付いているのか。たぶん読んでもいない
のではないか。

 「過失をおかしながら忠臣のことばを聴きいれず、一人で自分の思ったとおりにしてい
ると、名声を失って人の笑いものになっていく始まりである」

 これは韓非子の言葉だ。早期退陣を促す周囲の声に耳を貸さず、延命に汲々(きゅうき
ゅう)としている首相そのものではないか。李氏のように古典に親しんでいれば、鏡に映
る無能かつ危険な暴君の姿にわれに返るはずだが、望むべくもない。それならば、せめて
李氏の爪の垢(あか)を煎じて飲み、潔く身を引くべきではないか。  (阿比留瑠比)

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3>> 台南の頼清徳市長が300人の大観光団を率いて「観光友好都市」日光を訪問

 6月11日、日光市と「観光友好都市協定」を結んでいる台南市の頼清徳市長が300人もの
大観光団を率いて日光市の鬼怒川温泉を訪れた。朝日新聞がそれを伝えているのでご紹介
したい。

 頼清徳市長は4月22日、「交流促進都市協定」(2006年1月20日)を結んでいる仙台市を
台南市議会の頼美恵議長などと訪問し、奥山恵美子・仙台市長へ義捐金1億774万3768円を
直接手渡している。

 台南市は2009年1月16日、栃木県日光市と観光友好都市という観光分野に特化した友好都
市協定を結んでいる。頼市長は仙台市の次に、日光市の斎藤文夫市長の要請に応え、観光
団を率いて訪れた。何という実行力だろう。「義を見てせざるは勇なき也」というが、な
かなか実行できるものではない。

 頼清徳市長は1959年(昭和34年)10月生まれの51歳。元々は国立成功大学医学部卒の医
者で、立法委員(国会議員)を4期つとめた後、昨年11月末、台南市と台南県が合併した台
南市の市長選挙に民進党から出馬し当選している。

 約束と信義を重んずるのが真の台湾人だ。台湾の人々は、日本が窮地に陥っているこの
ときにいかんなくその美質を発揮しているが、頼市長もその典型といえる。だから台湾は
日本の真の友邦なのだ。

 ちなみに、台南市のホームページでは日本語バージョンもある。4月の仙台市を訪問した
模様も6月6日に日本語でアップされているのでご覧いただきたい。頼市長宛にメールも送
ることができる。また、日本と台湾の「姉妹都市交流」については、本会ホームページで
詳細を掲載しているので参照いただきたい。

■ 台南市ホームページ
  http://www.tncg.gov.tw/tainan/

■ 頼清徳市長のメールアドレス
  mayor@mail.tainan.gov.tw

■ 姉妹都市交流
  http://www.ritouki.jp/sister-city.html
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「行こう日光」 台湾から300人
【朝日新聞:2011年6月14日】
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001106140004

 日光市の観光友好都市である台湾の台南市から頼清徳市長(51)を含めた市民旅行団305
人が11、12の両日、日光市を訪れた。大震災後に外国人観光客が激減したため、斎藤文夫・
日光市長が5月に台南市に出向いて誘客。トップセールスが実って今回の旅行団が実現した。

 両市は2009年に観光友好都市となり、高校生の交流などを続けてきた。日光から台南市
へのツアーもあったが、300人を超す交流は初めてだ。

 斎藤市長は5月の訪台時、風評などの2次被害で観光客減の窮状を頼市長に説明。その際、
頼市長は「うわさを打ち消すには、行動で示すのが一番いい」と応じ、200人で日光を訪れ
ると約束した。

 台南市顧問でラジオ番組のキャスターでもある康銀壽さん(57)も協力した。公式日程
を終えた斎藤市長らを急きょ番組に誘い、市長は「日光は安全です」と生番組で訴えた。

 康さんによると、ラジオでの旅行の呼びかけ後、半日で300人を超す応募があったという。
旅行団に同行した康さんは「台南の人々が、友好都市・日光を慈しむ気持ちが大きいこと
の表れです」と語る。

 旅行団は「行こう日光」と大書されたTシャツを着用してきた。移動の間も日光をPR
できるとの、康さんの発案で作製された。

 11日夜、鬼怒川温泉での夕食時に一行を訪ねた斎藤市長は「約束より多くの人々の訪問で、
大変うれしく、励まされた。来年はこちらから訪問する」とあいさつ。浴衣をまとった頼
市長は「300人は交流の始まり。風評被害をなくすため今後も力を貸す」と応じた。

 公務のため頼市長は12日に台南市に戻ったが、一行は鬼怒川温泉に2泊、二社一寺や奥日
光を見学した。(服部肇)

写真:夕食の会場で、日光と台南市長を囲んで記念撮影する台湾旅行団の人々=日光市の
   鬼怒川温泉
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posted by 親善大使 at 17:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 日台共栄より
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<中国人が見た日本>日本への義援金、なぜ台湾が世界で最も多かったのか―【私の論評】もともと台湾に住んでいた本省人にとって日本は理想の国!!真の友好国はどこなのか?

こんにちは。最近中国と日本との関係で中国内では、物議をかもしている。王錦思(ワン・ジンスー)という吉林省出身、北京在住のジャーナリストが、自己のブログで、なぜ台湾が、中国など他国よりもはるかに日本の震災に対する義援金の額があれほど高かったのか、独自の分析をしています。しかし、このブログの内容もなぜが削除されています。ただし、王錦思氏ですら、台湾と日本のとの関係を良く把握していない部分がありました。やはり、大陸中国の情報閉鎖社会での執筆という限界があるものと思います。日本を正しく評価しない大陸中国と理想の国とみる台湾とでは、義援金の額にも相当の差が出てしかるべきです。私たちは日本人として、真の友達はどちらなのか、良く見極める必要があります。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。
Posted by yutakarlson at 2011年06月17日 10:12
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