2011年06月20日

櫻井よしこ氏も取り上げた南モンゴル抵抗運動の復活

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          メルマガ版「台湾は日本の生命線!」

中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!

ブログ「台湾は日本の生命線!」 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/

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櫻井よしこ氏も取り上げた南モンゴル抵抗運動の復活/日本人も中共の前で共闘を (付:中国駐大阪総領事館前での抗議行動の動画)


ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1538.html

五月に南モンゴル(中国内モンゴル自治区)で広がった大規模な反政府抗議デモに関し、櫻井よしこ氏が「よみがえった内モンゴル抵抗運動」と題する一文を発表している。

それによると「内モンゴル人の家族で中国共産党の弾圧により一人の死者も出していない家族は皆無」(静岡県立大学教授、楊海英氏)とされ、「内モンゴル人はもはや抵抗のために立ち上がることさえできない―。内モンゴル人自身がそう考えてきたほど、彼らは漢民族によって徹底的に弾圧され、 粛清され、虐殺されてきた」のだが、今回の一連のデモは「高校生、中学生を中心」としたもので、「彼らは、内モンゴルの全知識人が一掃されたといわれる1960 年代から10 年続いた文化大革命の粛清に斃れ、次に漢民族の内モンゴル大量移住政策への1982 年の大規模抗議に対する凄惨な弾圧で死と沈黙に突き落とされた人々に続く、若い世代である」という。

ただ「圧倒的多数を占める漢民族の手には、容赦なく内モンゴル人を粛清する警察力と軍事力がある。今回も、これまで通り、中国政府は内モンゴル抵抗運動を鎮圧するだろう」とも。

これを読み、それでも南モンゴルの子供たちは立ち上がったのか、と悲しみがこみ上げてくる。

たしかに中共は厳重な警戒態勢で人々の抵抗を封じ込めを図っているそうだ。いかなる非道な弾圧が行われているかも懸念される。

その一方で住民の懐柔にも懸命だ。外交部は五月三十一日の定例記者会見で「民衆の合理的な要求に対して、地方政府は積極的に対応する」と強調している。六月八日にはデモのきっかけとなったモンゴル人轢死事件の犯人を死刑とするスピード判決も下した。

ではなぜそれほど中共は、そこまで人々を宥めるのに必死かといえば、それはいうまでもなく、もし以前のように大々的に血の弾圧を加えれば、今や国際社会から轟々の非難を浴びることになるからである。中共はそうした非難や制裁を、外国の「中国分裂の陰謀」とまで呼び、恐れているのだ(「分裂」とは諸民族独立のこと)。

これまで南モンゴルの問題が、チベット、ウイグル問題ほど世界の関心を呼ばないできたのは、人々がすっかり迫害、虐殺で叩きのめされ、自由を求める声をほとんど上げられないでいたからだが、幸い日本では、櫻井氏のような影響力のある知識人が早くから南モンゴル問題に関心を持ち続け、そして今回の青少年の立ち上がりで心が動かされ、このような文章を書き、さらに多くの日本人の心を動かしているわけだ。

そこでこうした状況を迎えて思うのは、日本人は今後、世界に先駆け、みなで南モンゴル解放の声を大いに上げるべきではないかということだ。チベット問題、ウイグル問題は中共のアキレス腱だといわれているが、それに南モンゴル問題も加えてやるのだ。

もしもそれで中共から「中国分裂の陰謀だ」と非難されたら、「そのとおりだ」と答えればいいだけのこと。モンゴル人を敢えて轢き殺した犯人が死刑なら、これまで夥しい数のモンゴル人の命を奪い続けてきた中共など、解体、転覆されて当然なのだ。

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以下は台灣建國應援團ブログより
http://ilha-formosa.org/2011/06/11/esteemsouthernmongolianhumanrights/

6月11日(土)第2回在日モンゴル人の抗議活動
−中国駐大阪総領事館への抗議・懇願活動に与同−

参加者は中国籍モンゴル人五名と日本人民間有志を合わせて総勢30余名でしょうか。オルホノド・ダイチン氏(モンゴル自由連盟党)殿岡昭郎先生(中国民族問題研究会)も参加されていました。日本のメディアの取材は有りませんでしたが、法輪功系テレビ局の新唐人電視台が熱心に取材をしているのが印象的でした。
 これ迄にチベット・ウイグル(東トルキスタン)支援活動への参加は有りましたが、南モンゴル(内モンゴル)人のお手伝いは初めてでした。この度の中国中大阪総領事館前での彼等の活動は中国政府に対する抗議と懇願であり反政府活動ではない、という立場を強調しています。中華人民共和国憲法や草原法の遵守を政府に対して懇願を行なうという事です。ここに在日南モンゴル人の難しい立場があります。この懇願活動に参加する事自体が南モンゴル人にとっては大変なリスクだという事なのです。日本政府や我々日本人は中国における人権侵害について今後とも注視する事が必要である。人権問題に国境はない。少なくとも私達の日本国はその理念を希求しているはずだ。

!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=a3ob70dkSbE&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=VP5IrNyx5VU&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=OBibbGlq7Oc
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=QMSpLdalUv0&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動
http://www.youtube.com/watch?v=rOckjBdiVv0&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=Nt29OIS-rN0&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=GT3JqIgxcW8&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=5ZeN4gR6F8M&feature=related
!)Southern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)
http://www.youtube.com/watch?v=R_m0M1cZ5Os&feature=relatedSouthern Mongolian human rights(南モンゴル人の抗議活動,南蒙古人抗議活動)【完】
http://www.youtube.com/watch?v=uNYGP7mVaLo&feature=related

〇中国領事館前で使われたスローガンは下記の通り 
1. 牧畜民の権利を尊重しろ!
  Malchin ardiin erh ashigiig hamgaalya.
2.乱開発に反対!草原の破壊に反対!
  Duraaraa uurhai neehiig eserguutsye!
Nutag belcheer suutgehiig eserguutsye!
3.草原を守ろう!
  Nutag belcheeree hamgaalya!
4.金銭より人間の尊厳を!
  Mongo mogrogoos ner hundee avya!

5月11日の事件でお亡くなりになったモンゴル人メルゲン氏に対し謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

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登録・バックナンバー
http://www.melma.com/backnumber_174014/ 

発行 永山英樹(台湾研究フォーラム)

運動拡大のため転載自由 

ご意見等: mamoretaiwan@gmail.com 


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タグ:櫻井よしこ
posted by 親善大使 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾は日本の生命線より
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