2011年07月13日

【台湾総統選】「台湾人」「中国人」論争 他

taioanki.jpg 「台湾の声」より
>【台湾総統選】「台湾人」「中国人」論争
>【産経抄】烏山頭(うさんとう)ダムを世界遺産に
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【台湾総統選】「台湾人」「中国人」論争

         台湾の声

 台湾の最大野党・民主進歩党(民進党)の総統(大統領)候補である蔡英文主席が最近の宣伝広告で「私は台湾人」とアピールしていることに関して、中国派の野党である新党の郁慕明主席が「私は中国人だ」と反論し、「中国人ではないのか?」と蔡主席や馬英九総統に答えを求めた。

 これに対して馬総統は、「血統は中華民族、炎黄の子孫で中華文化を熱愛している。台湾にアイデンティティーを持ち、台湾のために尽力する台湾人である。
国籍は中華民国国民であり、中華民国の総統(大統領)である」と答えた。

 蔡主席のスポークスマンは、「台湾にアイデンティティーがあれば台湾人である」との立場を示した。

 両者とも、新党の郁主席の質問に明確に答えているとは言い難い。台湾の総統候補が「台湾人」なのはあたりまえだ。問題は「中国人でもある」のか、「中国人ではない」のかであり、馬総統も蔡主席もその立場を明確に表明すべきである。

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【産経抄】烏山頭(うさんとう)ダムを世界遺産に



2011.7.13産経新聞

 八田與一(よいち)という日本人の名前は戦前までは広く知られていた。日本統治下の台湾で水利事業に半生をささげた人である。台湾総督府技師時代に設計、建設の指揮をとった烏山頭(うさんとう)ダムは今も満々と水をたたえる。嘉南大●(たいしゅう)という用水路を通じ、台湾南部の平野を潤しているのだ。

 ▼産経新聞連載の『教科書が教えない歴史』によれば、大正9年から10年間にも及ぶ大事業だった。途中、ガス爆発で数十人が亡くなる事故があって、くじけそうになる。しかし寝食をともにした台湾の人から励まされ、完成にこぎつけたのである。

 ▼戦後は日本の植民地統治をすべて否定する歴史観のもと、その名も忘れられていった。だが台湾では中学校の教科書にも載るなど敬愛されてきた。それどころか最近では、ダムと用水を世界遺産に登録しようという運動が起きているという。

 ▼学者グループ中心に、これまで7万8千人もの署名が集まったそうだ。日本人にはうれしい話である。ただ台湾は世界遺産を決めるユネスコに加盟していない。だから登録には日本の協力が不可欠なようだ。だが今の日本政府の台湾への対応を考えると、それも心もとない。

 ▼今回の大震災で、台湾からは170億円という巨額の義援金が寄せられた。ところが、被災した私費留学生を支援する文部科学省の緊急奨学金から台湾の学生だけが除外された。「日本と国交がないから」の理由というが、まるで恩を仇(あだ)で返すようなやり口である。

 ▼民主党政権の中国への屈服ぶりからみても、政府が動くのは容易でないかもしれない。だが日本人にとって、八田與一の偉業を思い出すだけでも意義はある。みんなで胸をはり、登録実現に協力したいものだ。

●=土へんに川

posted by 親善大使 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の声より
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