2011年07月15日

「震災支援」の親日家も台湾人学生「差別」の文科省を痛罵 (付:文科省への抗議呼びかけ)

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「震災支援」の親日家も台湾人学生「差別」の文科省を痛罵 (付:文科省への抗議呼びかけ)


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東日本大震災の被災地の大学に通う私費留学生も国費留学生に準じ、暫時奨学金の交付対象としたが、その際台湾人留学生は除外された。文部科学省によれば、現行の国費留学生制度では国交がない国からの学生に国費を注ぎ込め込めなくなっているというのが理由だ。

産経新聞は「台湾から約170億円の義援金が寄せられた中、柔軟性を欠く対応」と指摘するが、大勢の国民もこれと同じ思いに違いない。

いや、もしやこの制度は「柔軟性を欠く」といったレベル以上の問題を抱えているのではないか。

そもそも「国交がない」といえば特に台湾と北朝鮮だろう。だいたい北朝鮮からは留学生は来ないから、台湾の学生だけを除外するためのルールとも見える。

しかし「国交がない」がないから、何だというのか。台湾は別に敵性の国でもなんでもないのに不自然である。たぶん日本政府のよくやることだが、台湾と関わるのを極度に嫌う中国政府への配慮なのだろう。

特に文科省は学校教科書の検定で、台湾を中国の領土と記述する教科書を合格させ(教科書会社によれば、そう記述しなければ検定を通過できない)、中国の政治宣伝を自国の子供らに押し付けているような官庁である。

そこで私はその点を探るため、文科省に何度か電話をかけ、そのルールを明文化するものは何か、そしてそのようなルールはいつから、どのような意思に基づいて設けられているのかなどを聞いたのだった。

相手は文科省の学生・留学生課だ。「国交」の問題だから外務省に聞いた方がいいなどと当初はいっていた。だが外務省に調べてもらったところ、やはりこの問題は文科省の所管だった。

それで学生・留学生課もいろいろと調べてくれたが、なかなか埒は明かなかった。

七月十二日になり、ルールを明文化したものとしては、「外国人留学生募集要項」の「国籍」欄の「日本政府と国交のある国の国籍を有する者」との一文があるのみで、いったいいつからこうした決まりが設けられたかはわからないと、担当官からいわれた。

ただその人は「あくまでも想像だが」と前置きした上で、「七十二年の日中国交正常化(日華断交)以降ではないか」と話していた。

それは私の「想像」とまったく同じものだった。私はあくまでもこのルールは、中国との国交締結後の不条理な台湾忌避政策の一環だと考えている。

だから私は担当官に言った。「台湾人留学生を差別するルールを変えてほしい」と。そしてその上で、ルールを変える権限があるのは誰かを聞いた。

担当官は「国費留学生の制度に関しては文科省と外務省が協議するもの」と、また「外務省」を出してきたので、。「外国人留学生募集要項は文科省が作ったものではないのか」と聞くと、「最終的な決定は文科省が行うことになる」と認めた。

それはそうだろう。そもそもいったいいつ、何の目的で設けられたかもわからないようなルールなど、見直しをすればいいのである。

そこで私が同省の大臣、担当官に読ませたいのが、フェイスブックで見たある台湾人の書き込みだ。

その人のプロフィール写真には「加油日本」と書かれた日章旗が映っているから、今心から日本の復興を祈ってくれる親日的な台湾人の一人なのだろうが、このコメントには、その日本に対する失望の思いが満ち溢れている。

下に日本語訳を載せる。

「法律はもとより治国の基礎だが、法律に台湾人を差別する質の低い精神が反映されているなら、ナチのユダヤ人差別と何も変わらない。私は台湾が中国から長い間圧力をかけられていることを強く憎んでいるが、さらに残念なのが日本という堂々たる大国までが中国に付和し、一緒になって台湾をいじめることだ。私は日本国政府がいま少し人間性を取り戻し、台湾人が優秀な人民であることをはっきりとわきまえ、北朝鮮に対するように私たちを扱うなら、弱きを助ける日本精神に背いて悪人の側に立つことになり、武士道国家の名を辱めることになると知るべきだ。私は日本人は好きだが日本政府は強く憎む!不公平な態度で台湾を扱うのは、日本という道義大国の恥辱だ!」

ここに書かれていることはまったくの事実ではないのか。文科省はあきらかに「日本の恥辱」となているのだ。

実際には「法律」ではなく、文科省内で「外国人留学生募集要項」さえ改正さえされれば、それで事足りるはずだ。同省は朝鮮学校にも奨学金として国費を投じることすら検討しているのだから、やろうと思えば何でもできるはずである。

だが問題は中国への阿諛迎合状態から同省が抜け出ることができるかだ。こればかりは独立国家の教育行政を司る機関としては、なんとしてでもやってもらわなければ困る。

したがってこれは、もはや台湾人だけでなく、日本全体の問題だ。国家の「恥辱」を雪ぎたいと思う日本国民は、台湾人にも奨学金を与えよと、文科省に訴えよう。

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■要求を!国交の有無は関係ない!台湾人も奨学金給付の対象に!

●高木義明文部科学大臣
東京事務所 TEL (03) 3508-7420  FAX(03) 3503-5757
E-mail:g02653@shugiin.go.jp
●文部科学省学生留学生課 
電話番号:03-5253-4111(代表) 
外国人留学生の大学への受入れ及び外国留学に関する質問、意見(質問の場合は返事が来る)
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry24/

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【過去の関連記事】

これは忘恩行為!文科省は台湾人留学生への差別を止めろ
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1562.html
日本での台湾人留学生「差別」にほくそ笑む中共―日台の友情で東アジアを守れ!
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台湾人留学生除外問題ー台湾イジメの停止は日本の国家正常化に直結する
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1569.html

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タグ:文科省
posted by 親善大使 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾は日本の生命線より
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