
>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━【平成23年(2011年) 7月26日】
☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
日台共栄のためにあなたの力を!!
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1>> 台湾新幹線と中国高速鉄道 片木 裕一(李登輝学校日本校友会・前理事長)
2>>【良書紹介】 野口健著『それでも僕は「現場」に行く』(PHP研究所)
3>> DVD「野口健講演:台湾からの再出発」−なにが野口健を台湾に惹きつけたのか!
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*発送は本日から始める予定ですが、LL判は在庫切れのためしばらくお待ち下さい。
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*本会ホームページに表紙写真を掲載。http://www.ritouki.jp/
*発送は昨日からはじめました。
◆ アップルマンゴーのお申し込みの締切と次の配送
お申し込みは7月15日に締め切りました。やはり天候と収穫事情により入荷が遅れ、
ご迷惑をお掛けしています。次の配送は今週半ばから末の予定です。
◆ 2011「台湾ビール」お申し込み【ご自宅用】
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● 「澎湖島を訪ねる台湾4泊5日ツアー」お申し込み【締切:8月5日・13日】
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1>> 台湾新幹線と中国高速鉄道 片木 裕一(李登輝学校日本校友会・前理事長)
7月23日に起こった中国の高速鉄道の追突・脱線事故は、死者40人以上を出す大惨事とな
って世界に衝撃を与えたが、それ以上に衝撃を与えたのは、高架から転落した追突した運
転席車両を砕いて埋めてしまったことだ。また、事故からたった1日半で列車の運行が再開
され、立ち入り禁止区域が拡大されたことだ。
中国は常識では考えられない措置を次々と取り、マスメディアには「政府の懸命な人命
救助や市民による自発的な献血活動など、プラス面のニュースを中心に報道するように」
という趣旨の通達を出しているという。
一方、気になるのは、台湾の高速鉄道(台湾版新幹線)だ。700系新幹線を基にした日本
製車両で、自動列車制御装置(ATC)も日本製を導入している。
大の鉄道ファン(通称「鉄ちゃん」)で、台湾版新幹線の車両の型を民間で初めて制作
した片木裕一(かたぎ・ゆういち)氏(前本会理事、前李登輝学校日本校友会理事長)は、
昨日発行した「校友会通信」で日本から中国と台湾への新幹線輸出の違いについて書いて
いる。下記に紹介したい。
ちなみに、報道によれば、台湾高速鉄道の技術担当者は「我々は日本と同じシステムを
使っている。あのような事故はありえない」と自信を見せ、「訓練用の模擬運転装置を使
い、追突を防ぐ仕組みを解説した。最高速度の時速300キロで運転中、前方に止まったまま
の列車があるとの想定。警報が鳴りATCが作動、ブレーキがかかり1キロ手前で完全停
止するまでの様子が公開された」(朝日新聞)という。
台湾高速鉄道は、日本ばかりでなく、フランスやドイツの技術も入っていて、台湾側は
当時「ベストミックス」と言っていたことを思い出す。
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台湾新幹線と中国高速鉄道
【校友会通信:2011年7月25日】
先般、中国の浙江省温州市近郊で、高速鉄道の追突事故が発生し、多数の死傷者が出ま
した。お見舞い申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。
本件はすでにメディアで大々的に報道されていますが、折角の機会ですので、整理した
上で、台湾新幹線とも比較してみたいと思います。
事故は23日午後8時50分頃、温州市内の永嘉之・温州南駅間の橋の上で、落雷事故の影
響で停止していた列車(回送列車、乗客はいない)に、後続の列車(営業運転中、1両100
人程度乗車している)が追突、後続列車脱線し、うち2両は橋の下へ転落、200人以上が死
傷した、というもの。
停止していた列車は「CRH2型」という日本から正式にライセンス提供して中国で製造
されたもので、追突した列車は「CRH1型」というカナダのボンバルディア社から正式に
ライセンス提供して中国で製造されたもの。
以上は複数のメディアの情報を整理したものであるが、追突して橋の下に落ちた車両は、
その塗装からCRH2型(=日本型)ではないかと思われます。
そもそも正常に運行しておれば、CRH2型は温州でCRH1型を追い抜いていたとの指
摘もあります。
さらに追突した列車の先頭車を、運転席にある「ブラックボックス」は回収したとして
地中に埋めた、とのことですが、これは先頭車の形状を意図的に隠した疑いがあると思わ
れます(反対側の先頭車は早々に撤収された)。
そもそも中国への高速鉄道輸出は、台湾への新幹線輸出とは異なります。
台湾へは12両編成30本・360両が輸出されたが、これらは全て「完成品」で、地震感知シ
ステムや自動制御システムも搭載しており、途中で打ち切りになったものの関係者の教育
訓練まで含んだ「トータルシステムの輸出」でした。すなわち、「新幹線」とは車両だけ
ではなく、設備やシステム、運行管理までを総合して初めて「新幹線」という訳です(万
一事故があれば、原因にもよりますが、日本側の責任も免れない)。
一方、中国への輸出は8両編成60本・480両ということになっていますが、「完成品」は
僅か3本24両で、あとは設計図や仕様書に基づいて中国側で製造する契約(=正規ライセン
ス契約)となっています。ですから、それらの車両は「中国で作った」のは間違いではあ
りません。また、地震感知システムや自動制御システムは搭載されていません。従って、
あの車両(CRH2型)を「日本のE2のコピーだ」と言うのは適切ではないのです(万一、
事故があっても、製造自体は中国であり、制御システムに日本は関与していないので、今
回のような事故についての責任は全くない)。
しかし、運転ミスであれ、システムのトラブルであれ、追突した方の列車が日本型だっ
たらどういうことが予想されるでしょうか。確かに日本企業に責任はないが、大規模な日
本叩きデモなどが発生することも考えられます。しかし日本を叩くと、それが「やっぱり
質悪なコピー」とのレッテルを貼られてしまう……。
今後の経緯を見守りたいと思います。
李登輝学校日本校友会 事務局 片木裕一
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2>>【良書紹介】 野口健著『それでも僕は「現場」に行く』(PHP研究所)
李登輝元総統と石原新太郎都知事が推薦
昨年7月、アルピニストの野口健(のぐち・けん)氏は台湾に渡り李登輝元総統と対談し
た。それは月刊「Voice」11月号に掲載され話題となったが、なぜ、野口氏が「台湾」なの
だろうといぶかしむ声も少なからずあった。
そこで、昨年の12月、9日には台北で、そして東京でも23日に「日台共栄の夕べ」で講演
していただいた。
李元総統との対談も収録した野口氏の新刊『それでも僕は「現場」に行く』(PHP研
究所)がこのたび出版された。李元総統は「野口さんのような若い方々に、ぜひ日本の次
代のリーダーとしてがんばっていただきたい」と推薦し、石原慎太郎都知事も「自分の人
生を踏まえながら、生死を賭して行動できることが素晴らしいし、羨ましい。この国のた
めにも、まだエベレストで死んでもらっては困る」と推薦している。
前々から野口氏の著書を読み、お会いして話しをしていて、バランスのいい人だと思い
つつ、「いったいこの人のエネルギーはどこから出てくるのだろう」と思わされた。
アルピニストがエベレストや富士山でごみを拾い、遺骨を収集し、台湾に関心を寄せる。
最近は「センカクモグラ」を守ろうとして会を設立し、東日本大震災ではすぐに寝袋1000
袋をかついで被災地に入る。
その「解」が本書の中で明かされていると思った。本書を読んでいると、知らず知らず
のうちにからだの中にエネルギーがたまっていくような心持ちがするから不思議だ。一読
をお勧めしたい。
■著者 野口 健
■書名 それでも僕は「現場」に行く
■体裁 四六判、上製、288ページ
■版元 PHP研究所
■定価 1,575円(税込)
■発売 平成23年(2011年)6月22日
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-79419-8
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3>> DVD「野口健講演:台湾からの再出発」−なにが野口健を台湾に惹きつけたのか!
昨年12月23日に開催した「日台共栄の夕べ」は、アルピニストの野口健(のぐち・けん)
氏を講師に「台湾からの再出発─台湾から日本の元気を取り戻す!」と題してご講演いた
だいた。当日参加できなかった方などからDVD版で欲しいという要望が少なからずあり、
野口氏のご了承をいただきDVD版を製作した。
下記の申し込みフォームからですと、簡単お手軽にお申し込みできます。
■ DVD「野口健講演:台湾からの再出発」申込フォーム
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0088.reg
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DVD「野口健講演:台湾からの再出発」のご案内
▲ 台湾に行くたびにかつての日本の姿を感じますが、それだけで終わらせるのはもったい
ない。もう一度どう日本を取り戻していくかにつながれば、意味が出てくる。
▲ 李登輝先生に「新高山と富士山を姉妹山提携したい」と伝えましたら、「それは素晴ら
しい!」とおっしゃってくださった。今後は新高山と富士山の姉妹山提携を一つのテ
ーマにしながら、これからも台湾との関わりを持ち続けたい。
■ 頒 価:会員:1,000円 一般:1,500円 (送料:1冊=160円)*日本国内のみ
*入会希望の方も会員価格です。
■ 申込み:注文枚数、ご住所、ご氏名、電話番号などを明記の上、FAX、メール、申し
込みフォームで。
FAX:03-3868-2101 E-mail:info@ritouki.jp
申込フォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0088.reg
■申込先:日本李登輝友の会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101 E-mail:info@ritouki.jp
■お支払:代金後払い(郵便局・銀行) *DVDとともに請求書と郵便払込取扱票を送付
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DVD「野口健講演:台湾からの再出発」お申し込み書
・注文数 枚
・振込み方法 郵便局・銀行(いずれかに○を)
・ご氏名
・会 籍 会員・一般・入会希望(いずれかに○を)
・電話番号
・ご住所 〒
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● DVD「野口健講演:台湾からの再出発」お申し込み
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0088.reg
● 増補改訂版 『台湾史小事典』お申し込み
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0076.reg
● 友愛グループ機関誌『友愛』お申し込み
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0082.reg
● 廖継思著『いつも一年生』お申し込み
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0075.reg
● 日本李登輝友の会「入会のご案内」
文化交流を主とした「日本の生命線」台湾との交流を深める本会活動にご参加いた
だける方は、ご入会を! 下記の「入会お申し込みフォーム」からですと、お手軽
にお申し込みできます。 (日本李登輝友の会事務局)
■ 入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg
■ 入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html
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〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
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