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メルマガ版「台湾は日本の生命線!」
中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!
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日中交流より大切なのはチベット人の生命と自由!
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今や二十一世紀であるというのに、中国四川省に組み込まれているチベット人の居住地域では、自由を求める住民に対する血の弾圧が続いている。一月二十三日の春節(旧正月)以降だけでも、省内の三つの県で行われた大規模デモが制圧を受け、発砲による死者が続出している状況だ。
情勢は相当緊迫している。中国政府は二、三月における外国人観光客のチベット自治区への入域許可証の発行を停止した。
米英政府はそれぞれ中国政府に対し懸念を表明、住民の声に耳を傾けるようアピールしたが、中国側は、発砲は自衛のためだと強弁している。
仮に中国当局が主張するように、チベット人群衆が治安当局を襲撃したとしよう。そこまでの命がけの攻撃が行われたのなら、その前提として考えられるのは、すでに多くのチベット人が迫害、殺害を受けているということだ。
少なくともチベット人に対する迫害、弾圧、虐殺は厳然たる事実である。中国政府の発信するチベット人の「暴動」に関する報道は、基本的に嘘であるとの認識が必要である。
中国政府はチベット人の生命を奪い続けるばかりでない。
旧暦大晦日にあたった二十二日には、チベット自治区政府の建物に毛沢東、ケ小平、江沢民、胡錦濤という四人の中共指導者の巨大な肖像を掲げる式典が行われた。
会場で明らかにされたところによると、目下自治区内では「国旗を贈り、指導者の肖像画を贈り、村に入り、家に入り、寺院に入る」活動が展開中で、すでに百万枚を超える中国国旗と肖像画は配布されたそうだ。
昨年十二月八日には、陳全国党委書記も、すべての寺院に四人の指導者の肖像、国旗を備え、そして人民日報、チベット日報を置かせるよう指示を下した。
これらチベット人の信仰の弾圧者の象徴である物を寺院に飾らせるとは。チベットの民族の存在を支える強靭な信仰心を徹底的に消滅させようと、これら侵略者どもは企んでいるのである。
オバマ米大統領は二月に訪米する次期最高指導者の習近平副主席に対し、チベットの人権問題を提起する見通しだ。
日本政府もチベット人の迫害、殺害を停止するよう強く求めるべきである。今年は国交樹立四十周年であることから、日中国民交流友好年に定めることを中国と合意しているが、日中友好よりもチベット人の生命、自由、尊厳の方が大切であるはずだ。
中国は国交樹立四十周年だからとして皇太子殿下の行啓を要請しているが、政府はそれを絶対に拒絶しなければならない。
このような残虐な殺戮政策を進める国にお出ましいただくなどとんでもないことなのである。
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