2011年10月01日

【戦う日本人の兵法】闘戦経(6)

taioanki.jpg 「台湾の声」より
【戦う日本人の兵法】闘戦経(6)
  

 「軍事情報別冊」より転載  

                 家村和幸

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● 戦う日本人の兵法 闘戦経(6) 〜小勢を以て大敵を討つ〜
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▽ごあいさつに代えて

日本兵法研究会の家村です。残暑が厳しかった今年の9月もようやく終わりつつあります。この月は、全国各地の神社でお祭りが盛んに行われました。私も中旬の土日は近所の神社の例祭に崇敬会青年部の一員として参加し、その準備や片付けも含めてめまぐるしい4日間が続きました。

 年に一度、神に収穫の感謝を捧げる秋のお祭りで最大の盛り上がりは、やはり神輿の巡行でしょう。昔から秩序正しく、普段はめったに大騒ぎをしない我ら大和民族も、この神輿巡行の時だけは大いに騒ぎ、活気に満ち溢れ、まさに「日本の底力」のようなものを発揮します。

 一人ではびくともしない重さの神輿が、皆の力で持ち上がり、心を一つにした威勢のよい掛け声にあわせて前に進み、ゆっくりと皆が住む町の中を巡行します。お囃子(はやし)の演奏に先導され、老若男女を問わずたくさんの人たちが神輿を囲み、担ぎたい人が担ぎ、疲れたら誰かと交代する。担がない人も神輿のうしろをゆっくりと歩いて続きます。半纏(はんてん)に袴、地下足袋姿で神輿を担ぎながら、素直に日本文化を体感して楽しむ外国人のグループも増えているようです。

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2011年09月28日

台湾政治の暗部を暴いたウィキリークス

taioanki.jpg 「台湾の声」より

台湾政治の暗部を暴いたウィキリークス
 
時局コメンタリーより転載       


 「台湾の声」編集長 林建良(りん けんりょう) 
 
 ●台湾政治家たちの不都合な真実

 アメリカ外交の内部文書を暴露しているウィキリークスが、九月上旬から、アメリカの駐台大使館にあたるアメリカ在台協会(AIT)からアメリカ国務省への機密公電三千数百件を公表し始めた。この内容には、台湾の政治家がアメリカの外交官に語った台湾国内の公開の場では言えないような台湾政治の内情が含まれている。ウィキリークスが暴露した内容は台湾のテレビ・新聞が競って報道し、名前の挙がった台湾の政治家たちは戦々恐々としている。興味深いことに、暴露された公電の内容を「でっちあげだ」と慌てて否認する馬英九総統に反論するかのように、アメリカ在台協会レイモンド・ブルクハルト主席が9月15日にワシントンで行われた記者会見の場で「(リークされた公電の)内容は当然真実であるのだ」と公言している。

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2011年09月27日

【戦う日本人の兵法】 闘戦経(5)

taioanki.jpg 「台湾の声」より
【戦う日本人の兵法】 闘戦経(5)

 軍事情報別冊より転載

                家村和幸

▽ごあいさつに代えて 〜元寇と闘戦経〜

 日本兵法研究会の家村です。今、大型台風が日本列島を直撃していますが、この時期の台風といえば元寇、すなわち文永11(1274)年と弘安4(1281)年の二度にわたる蒙古襲来が連想されます。神風という名の台風が日本を救ったと信じられていますが、実は「台風があっても、無くても鎌倉幕府軍は実力で勝利していた」というのが歴史の真相です。戦いの経過など、くわしいことは拙著「真実の日本戦史」(宝島SUGOI文庫(*))で述べておりますので、こちらをご参照いただければと思いますが、元軍の日本占領を阻止した鎌倉武士たちの戦いぶりは、すさまじいものでありました。

(*)http://tinyurl.com/3mlvdje

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2011年09月24日

【古森 義久】台湾は日本の味方だ、次期総統候補が日本に求める連携強化

taioanki.jpg 「台湾の声」より
【古森 義久】台湾は日本の味方だ、次期総統候補が日本に求める連携強化 

【JBPRESS:2011年9月22日】

 ワシントンでの報道活動の面白さの1つは、頻繁に訪れてくる世界各国の首脳たちに接する機会が多いことである。

 つい最近では、台湾の総統候補の蔡英文氏が訪問し、ワシントンの大手研究機関「AEI」(アメリカン・エンタープライズ研究所)で演説するのを聞いた。9月13日のことだった。
蔡氏は演説の中で、日本の安全保障にも重大な意味を持つ中国の軍事力増強について懸念を述べたのが印象的だった。

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2011年09月21日

【10月3日蔡英文講演会】「台湾に求められている課題と日本の関係」

taioanki.jpg 「台湾の声」
【10月3日蔡英文講演会】「台湾に求められている課題と日本の関係」

日本語通訳あり

 来年1月14日、中国国民党の馬英九・現総統と民主進歩党の蔡英文・主席の2人の候補者
が激突するところから「双英対決」と言われる台湾の総統選挙の投開票が行われます。総
統選挙は立法委員選挙も同時に行われる台湾選挙史上初のW選挙で、台湾の命運を決する
「天下分け目の選挙」と言われています。

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映画「セデック・バレ」が公開されています

taioanki.jpg 「台湾の声」より

「片倉佳史の台湾便り 」より転載 



映画「セデック・バレ」が公開されています

 すでに9日から前編が公開になっていますが、映画「セデック・バレ」の特別試写会にお招きいただきました。映画「海角7号」で知られる魏徳聖監督が手がけた作品で、前編と後編を合わせると、たっぷり4時間半という大作です。

 この映画は霧社事件をテーマにており、セデック族(現地ではセイダッカとかサジェクなどという発音もあります)が歩んだ運命を描いています。霧社事件は時代によって様々な思惑が絡み合い、なかなか真実像に近づくことができません。現地を訪ね、古老の証言を集めて回っても、全体像、そしてその根底に流れているものに触れることは非常に難しいという現実があります。

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2011年09月17日

【戦う日本人の兵法】闘戦経(4)

taioanki.jpg 「台湾の声」より
【戦う日本人の兵法】闘戦経(4)
  

 軍事情報別冊より転載  

                  家村和幸

▽ごあいさつに代えて 〜兵法とは何か〜

 日本兵法研究会の家村です。前回(第三回)では、シナ兵法と日本兵法の本質的な違いについてご理解いただけたかと思います。

 さて、孫子・呉子を始めとするシナの兵法や、我が国における山鹿流兵法、楠流兵法、甲州流兵法など、兵法という言葉は古くから用いられていますが、この兵法について明確に定義したものはありません。これを定義するにあたっては、まず「なぜ兵法を学ぶのか」という目的から考えてみましょう。

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2011年09月13日

【戦う日本人の兵法】闘戦経(3) 〜兵の道にある者は能く戦うのみ〜

taioanki.jpg 「台湾の声」より

【戦う日本人の兵法】闘戦経(3) 〜兵の道にある者は能く戦うのみ〜

              家村和幸
   軍事情報別冊より転載


▼詭譎と真鋭

漢の文は詭譎有り、倭の教は真鋭を説く。詭ならんか詭や。鋭なるかな鋭や。狐を以て狗を捕へんか、狗を以て狐を捕へんか。
(闘戦経 第八章)

 シナの諸文献によると、全て相手を偽り欺くのがよいとしている。これは、代々易姓革命が行われ、度重なる戦乱に見舞われ、支配者が変わる毎にその帰趨従属を巧みに変えて時流に便乗してきたシナ人の民族性によるものである。

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2011年09月09日

【台湾政局】ウィキリークスが台湾政治の内情を暴露

taioanki.jpg 「台湾の声」より
【台湾政局】ウィキリークスが台湾政治の内情を暴露


    台湾の声

 アメリカの外交の内部文書を暴露しているウィキリークスが、最近、アメリカの駐台大使館にあたるアメリカ在台協会(AIT)の報告内容の暴露を始めた。この内容には、台湾の政治家がアメリカの外交官に語った台湾国内の公開の場では言えないような台湾政治の内情が含まれ、ウィキリークスが暴露した内容は台湾のテレビ・新聞が競って報道し、名前の上がった台湾の政治家たちは戦々恐々としている。

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