2010年12月16日

塚本先生世評12月下旬「絶対のピンチこそ絶好のチャンス」

塚本三郎元民社党委員長12月下旬世評
ホームページ「ライブラリー」では、PDFもダウンロードできます。
http://www.ritouki-aichi.com/
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絶対のピンチこそ絶好のチャンス 平成二十二年十二月下旬 塚本三郎

 日本国が,本来の日本ではなくなった。これは、戦中、戦後を生き抜いた日本人の誰もが抱く憂いである。このままでは、周辺の共産主義諸国によって、日本列島の北・南の島々は、むしり取られてしまう。否、それよりも、共産中国によって、チベットやウイグルの如く属国化されてしまう。日本の現在は、そんな危機に直面している。

 日本国家が弱くなった原因は、唯々日本人の魂が、「平和憲法」を枕にして、安眠、安住し、その上、日米同盟によって、自主独立の魂を、自ら骨抜きにしているからである。

 争いの場合、ピンチこそチャンスという激励の言葉を思い出す。

 日本にとって、これほどひどいピンチは無い。逆に考えれば、こんな良いチャンスは無い。願ってもない危機とみる「中国の毒矢」が、平安の床に眠る日本に襲って来たからだ。

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2010年12月04日

塚本先生12月上旬世評「攻めを忘れた菅政権」

元民社党委員長塚本三郎先生12月上旬世評「攻めを忘れた菅政権」をアップしました。
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攻めを忘れた菅政権    平成二十二年十二月上旬    塚本三郎

民主党政権の苦悩する諸課題は、政権交代のその時点から、既に背負わねばならない宿命があった。賞味期限の切れた自民党の、やり残しの数々の宿題があったからこそ、止むを得ず、民主党へ政権を禅譲せざるを得なかったのだ。

 北方領土問題も、普天間基地移転も、尖閣諸島問題も、自民党の食い散らかした、悪しき遺産の後始末でもあった。菅政権の課題は、単に外交、防衛問題だけではない。

 税収の漸減に反比例して、国債残高の赤字増大は止まるところを知らない。また少子化の急速な波及も、これまた史上に例がないほどである。

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2010年11月22日

塚本先生11月下旬世評「日本丸の操縦席を塞ぐは大罪人

塚本三郎元民社党委員長11月下旬世評です。--------------------------------------------------------
日本丸の操縦席を塞ぐは大罪人  平成二十二年十一月下旬    塚本三郎

 内閣総理大臣は、日本国家最大の権力者であり、国家と国民を守る最高の責任者である。その地位を占めている総理は、言わば日本丸の操縦者でもある。
 国家の命運を一身に背負うべき席を占めた総理が、「言うべきことを言わず、為さねばならぬ大事を為さず、進む方向さえ示さなければ」、日本丸はどうなる、乗客はどうなるのか。
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2010年11月04日

塚本先生11月上旬世評「日本に突きつけた毒矢」

当支部最高顧問、塚本三郎元民社党委員長11月上旬世評です。
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日本に突きつけた毒矢   平成二十二年十一月上旬    塚本三郎

尖閣諸島事件は、単なる一つの島での、中国漁民の領海侵犯事件ではない。日本政府に対し、中国政権が突きつけた、覚悟の程を試した鋭く高圧的な毒矢であった。

 これは日本国家が、「自主独立の法治国家」に値する政府となっているか否かが試された試金石でもあった。

 事の経過は、連日報道されているから記すことを省く。だが一言で言えば、中国政権が、軍事力を背景にし、近隣諸国での資源を目当てにして、欲しい物は何でも盗ってやる。それがためにはまず国民を騙し、嘘を宣伝し、事実と反対のことでも平然と構えて恥じない国であることを、今回の事件で露呈した。

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2010年10月28日

塚本先生10月下旬世評「日本の防衛力整備がアジアを守る」

塚本先生10月下旬世評HPはこちら
http://www.ritouki-aichi.com/library_tsukamoto_h2210_2.html日本の防衛力整備がアジアを守る 平成二十二年十月下旬  塚本三郎

 うぬぼれた表現ではあろうが、日本の防衛力が弱ければ、アジアは動乱の渦となる。その場合、アジアの支配者は、中国となるのか、それとも、ロシアが出てくるのか、どちらかに翻弄される。その両覇権国は、内政の不穏分子を抱えて、穏やかではない。

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2010年10月06日

塚本先生世評10月臨時「前代未聞の三大事件発生」

定例の上旬を掲載したばかりですが、臨時号が出ましたので、早速、あげさせていただきます。
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前代未聞の三大事件発生             塚本三郎

 『政権交代』の結果、国民の期待は残念ながら外れた。

日本は法治国家である。民主党政権を選んだ責任は我々に在る。ならば今迄に自民党政権では為し得なかった、惰性に明け暮れた政治に対し、民主党の力で、改革に手を染めて欲しいと願うが、菅政権が我々の期待に応え得るか否かは、既に私は論じ続けて来た。
 人間は大自然の力に動かされて変化してゆく。仏教では、その力を神と称し仏と仰いで来た。その神仏の力が、異常に働いているのが、凡人である私共の、眼にも耳にも伝えられている。今までには起こったことのない、自然現象の異常事態が次々と起きて来た。
 そして異常事態は、政界にこそ「三つの大きな激震」が続いている。

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塚本先生世評10月上旬「国難来る、西・北より来る」

塚本三郎元民社党委員長世評10月上旬をUPしましたので、御覧下さい。
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国難来る、西・北より来る  平成二十二年十月上旬    塚本三郎

政治は硝煙なき戦争

外務省報道官談話は、尖閣諸島衝突事件について「中国漁船による公務執行妨害事件として、わが国法令に基づき、厳正かつ粛々と対処した」と表明。――尖閣諸島に関して「わが国固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いなく、現にわが国は有効に支配している。解決すべき領有権の問題は存在しない」と改めて強調した。
 しかし中国当局は、白旗を掲げて中国人船長を釈放した日本に対して、和解の握手を交すどころか、くみやすしとみて、図に乗ってきた。
 中国外務省が日本に「強烈な抗議」として、今度は逆に謝罪と賠償を要求した。中国は、弱い相手には、より強く出る。 菅首相は「政治主導」を掲げながら、記者会見では、建前論を繰り返すのみで、決定的に発信力が欠けている。中国の対抗措置にも、人ごとのような対応をしている。

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2010年09月24日

塚本先生9月下旬世評「菅直人と小沢一郎の争い」

塚本先生9月下旬世評です。------------------------------------------------
菅直人と小沢一郎の争い  平成二十二年九月下旬   塚本三郎

 漸く終わった民主党代表選。一国の宰相の座をかけた戦であっただけに、国民の関心も大きかった。権力闘争につきものの、愛と憎しみ、信頼と裏切りの連日報道であった。
 その間、異様な円高。尖閣諸島付近の漁船衝突事件で、中国に足下を見られた。
 深夜に大使が呼びつけられても「遺憾の意」を示しただけ。国際ルールのカケラも持たない中国政権の暴走にも、全く対応できない日本政府のブザマさを露呈した。
 経済の失速だけではない。外交、防衛、そして教育等に対して、何等まともに対処出来ず、沈みゆく祖国の危うい運命に目を逸らす、民主党の代表選が、漸く決着した。

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2010年09月01日

塚本先生世評9月上旬「閉塞状態から抜け出せ」

閉塞状態から抜け出せ   平成二十二年九月上旬   塚本三郎

 日本経済は、つい最近まで世界一をめざすのだと自負してきた。しかし今日では、それが二十位台まで下り、リーマン・ショック以来、デフレの閉塞状態から抜け出せないでいる。

今の政府にはその隘路を突破する方法も、決断力もない。

 二〇〇九年のGDPは五一五・五兆だったのに、今回は四七四・二兆に落ち込み、設備投資は一〇一兆が七六兆に落ち、輸出は九〇・八兆が五九・五兆へと減った。

 日本経済を概観すれば、生産と供給量が三〇%も落ち込んでいる。それを補う方法は、政府の力で大胆に需要を増やす以外にない。

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