2010年08月24日

塚本先生世評8月下旬「六十五回目の八月を迎えて」

塚本先生8月下旬の世評です。--------------------------------------------

六十五回目の八月を迎えて    平成二十二年八月下旬  塚本三郎

八月六日、広島は六十五回目の原爆忌を迎えた。

 平和記念公園で、各都道府県の遺族代表や、菅首相ら約五万五千人が犠牲者を悼んだ。

 「核兵器なき世界」を掲げるオバマ米大統領が登場し、米・露の新戦略兵器削減条約締結など、世界が、核軍縮へ進めるなか、国連のハン・ギムン事務総長や米国のルース大使をはじめ、核保有国の米英仏の代表が初めて出席した。
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2010年07月30日

塚本先生世評「権力は本ものではない」

塚本先生8月上旬世評です。-------------------------------------------------
権力は本ものではない    平成二十二年八月上旬   塚本三郎

権力は、仮りの力(政治家はそれを承知か)

 「権力」のことを宗教界では、「仮りの力」と呼ぶ。未だ「本もの」ではなく、本ものの代役を勤める立場だから、形は本ものでも、中身は、未だその地位に達していない。

 神道では、宮司の代役が権宮司、仏教では、大僧正の代役が権大僧正と呼ばれている。

 この地位に就いた人達は、その任に就いている間に、やがて、本ものの宮司や、大僧正としての人格、識見を身に就けられることを前提としている。地位は人物を研くから。

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2010年07月22日

塚本先生世評「沈み行く日本をどうする」

塚本先生7月下旬世評です。
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「沈みゆく日本をどうする」  平成二十二年七月下旬  塚本三郎

菅総理の変節

政治の世界では、古来、政治や社会が行き詰った時に“王殺し”(支配者を辞めさせること)が起きて、人々の心を一新させ、市民を熱狂させて来た、と伝えられる。

鳩山、小沢のツートップに、政策の行き詰まりや「政治とカネ」の問題を一身に背負わせて、抱き合い心中をさせた、それが今の菅直人民主党ではないか。

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2010年06月30日

塚本先生世評「政権交代の皮肉」

塚本先生7月上旬世評です。
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政権交代の皮肉       平成二十二年七月上旬   塚本三郎

〖一〗民主党八カ月の悪夢

(a) 権力は理性を消滅させる

自民党に対して多数横暴、審議軽視、強行採決と、民主党は、結党以来叫び続けて来た。ところが、民主党が与党となり、僅か半年を経ずして、自民党をもしのぐ、審議軽視と強行採決であった。

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2010年06月18日

塚本先生世評「菅総理は国家観を示せ」

塚本先生6月下旬世評です。
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菅総理は国家観を示せ    平成二十二年六月下旬   塚本三郎

六月二日、鳩山総理と、小沢幹事長が辞意を表明した。「万事休した」結果と、新聞は論評し、僅か八カ月間の在任で、その無能ぶりを露呈した。民主党首脳の両名に対しては、発足当初から、「政治とカネ」にまつわる不信感を拭い去ることが出来なかった。

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2010年06月01日

塚本先生世評「中国(北京西安)を旅して

塚本先生6月上旬世評を掲載しました。
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中国(北京・西安)を旅して  平成二十二年六月上旬   塚本三郎

宗都西安――仏教徒を自負している私が、齢八十歳を越えて、古都であり、仏教伝来の宗都とみられる西安に漸く旅することが出来た。

 首都の北京から西方、遥か千数百キロのシルクロードに位置するだけに、この地を訪ねるまでは、ほんの田舎町ではないかとの私の印象が、この地を訪ねて一変した。

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2010年05月18日

塚本先生世評「天変地異は人心と政治の乱れ」

塚本三郎先生5月下旬世評をアップしました。

天変地異は人心と政治の乱れ   平成二十二年五月下旬   塚本三郎

 異常気象が続いている。五月中旬というのに、私は長袖の下着でいる。
 一日で、冬と初夏を繰り返す。恐らくこの現象は、日本だけではないと報道されている。
 気象庁による宇宙から見た雲の動きは、中国から朝鮮半島を経て、日本の上空に真っ白の雲が次々と通過して東に流れ、雨を降らしてゆく。
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2010年04月15日

塚本先生世評「五月三日を迎えて」

塚本三郎先生4月下旬世評「五月三日を迎えて」をUPしました。

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五月三日を迎えて  平成二十二年四月下旬     塚本三郎

 間もなく、五月三日の憲法記念日がきます。日本国憲法を「平和憲法」と呼称するのは、発足当時の占領政策そのものです。

非武装によって平和を守り、自由と平等、そして私権の尊重等々、民主政治のあらゆる希望と理想を織りまぜた条文は、世界に類例がない。否、「現実離れの極」に達した平和へのモデル型を、占領軍は現実に生きている大国、日本に背負わせた。

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2010年04月03日

塚本先生世評―政権交代による民主党の迷走

塚本三郎元民社党委員長世評4月上旬「政権交代による民主党の迷走」

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政権交代による民主党の迷走  平成二十二年四月上旬  塚本三郎

 民主党政権が致命傷を負いつつある原因の一つは、自民党前政権の施策を、殊更に卑しく評価させることによって、自分達との差を無理に印象づけようとしていることである。

 三十数年に及ぶ自民党からの政権交代を、「平和革命」と自称した。そのため、民主党政権になった以上、国民の期待に応えようと、必死になった。

 さて、新政権はどこを変えようとしているのか。
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